メイクアップアーティストに求められること

丁寧に、かつ素早く仕上げる技術

現場では、決められた時間内にヘアメイクを完成しなければなりません。

1人に対するヘアメイクを行うのに20〜30分程度しか時間がとれないこともよくあるため、素早く仕上げられるかどうかは、メイクアップアーティストの腕の見せどころです。

ただし、いくら作業スピードが速くても、手を抜くことや適当に済ませることは許されません。限られた時間でどうヘアメイクを行っていくかシミュレーションし、段取りよく動くことが求められます。

社交性、周囲のスタッフと協力する姿勢

メイクアップアーティストは大勢の人が関わる現場に入ることが多いため、他のスタッフと一緒に作品をつくり上げる気持ちや、円滑なコミュニケーションを心がけることも大切です。

また、モデルやお客さまとの会話も上手であることが望まれます。その場の空気を読んで、上手に立ち回れる人は、どのような現場でも重宝されるでしょう。

提案力、創造力

お客さまのニーズに応えることはもちろんですが、常に創造力を働かせ、プロとしてもっと良く見せるための提案をすることも大切です。

相手の期待以上、想像以上のものをつくり上げることができたとき、大きな感動と喜びが生まれます。言われたことを忠実に再現する技術と、オリジナルの提案や創造力のバランスが大切といえます。

芸術や、身の回りのことに興味を持つこと

メイクアップアーティストはクリエイターです。そのため、普段から芸術作品には広く親しんでおくべきだといわれます。

たとえ、それらが直接ヘアメイクの知識や技術には直結しなくても、美しいものにたくさん触れることで感性が豊かになったり、美的感覚が養われるのです。

また、幅広い世代の人と接して会話をする機会が多いため、世の中の流行や動きにも常に敏感になっておく必要があるといえます。

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