介護福祉士専門学校で勉強すること

介護福祉士専門学校とは

大学や短期大学の介護コースでは、教養科目が多くなります。

それに比べて、介護福祉士専門学校では、初めて介護を学ぶ人も2年後、3年後には、介護の現場で戦力となる人材を育てようと、直接、就職を意識した学習となります。

学生たちは、介護者役と利用者役になって、シーツ交換の練習をしたり、食事の介助をし合ったり、その際、どういうふうに声をかければいいのか、どんなところに配慮したり注意して介護をするのかなど、何度も訓練して習得していきます。

実技の練習とともに、福祉の制度について学んだり、医療知識、心理学などの座学も多くあります。

学内では理論や実技の練習を行い、学外では段階を踏んで介護実習を行っていきます。

介護の心を学ぶ

介護の仕事をする上で、介護をされる側の気持ちを考えることはとても重要です。

学校はテストで評価されていくので、どうしても点数をとることを考えてしまいますが、人間相手の仕事であるので、ただ理論を覚えるだけの学習ではないよう、介護福祉士専門学校の授業では、よくロールプレイといって介護者と介護をされる側の心理を考える練習をします。

これは、実習前に行う大事な介護現場のイメージトレーニングにもなります。

もし自分が寝たきりの高齢者であったら、どんな気持ちで介護を受けるのだろうかといったことを何度も文章や口頭発表、グループワークなどで確認していきます。

こうした実践的な学習内容が多く取り入れられているのが専門学校の特徴です。

介護実習で学ぶこと

介護福祉士専門学校では、介護実習を必ずしなくてはいけません。

介護実習は、各学校で違いはありますが、たいていは施設実習、在宅介護の実習などがあります。

中には、実習に出る前に、事前に福祉のボランティアで高齢者や児童、障害者と実際に接することを奨励されているところもあるようです。

実習は、学生が自分で探す場合、または学校と契約している施設と決められているなど、さまざまです。

介護実習での学習内容は、それまでに学校で学んだ知識が問われ、実技の教科でくり返し練習したシーツ交換、食事介護、入浴介護、体位交換、排泄介護などを実践していくことになります。

施設が用意した課題があったり、学生自身が介護計画を立てて、実施をするなど、実習指導者からのアドバイスをもらい、評価を受けていきながら実習が行われます。

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