社会人から客室乗務員になるには

異業種からの転職は可能?

日系の航空会社では、しばしば客室乗務員(CA、キャビンアテンダント)の「既卒試験」が行われており、社会人経験のある人を一定数受け入れています。

職歴は普通問われませんが、既卒試験は人材不足の場合に行うのが一般的であるため、採用者数は新卒枠に比べると多くありません。

また、異業種から目指す場合、採用担当者も「なぜあえて航空業界を?」と思うため、明確な志望動機を用意しておく必要があるといえます。

なお、外資系航空会社の場合は、そもそも採用試験において新卒者と既卒者の区別をしていないため、応募資格さえクリアしていれば、新卒者と同様条件で受験することが可能です。

雇用形態は契約社員であったり、正社員であったりとまちまちです。その年によっても変わるため、各社の募集要項をご確認ください。

エアラインスクール・専門学校に通うべき?

客室乗務員の採用試験は既卒でも高倍率となるため、面接の練習や英語のレッスンを受けておかなければ、合格は非常に難しいといえます。

業界の情報を仕入れる意味でも、スクールや学校に通うことはプラスになるのではないでしょうか。

働きながら客室乗務員を目指したい人に向けて、夜間のみ、もしくは休日を利用して通えるエアラインスクールや専門学校もあります。

とくに語学力や自己PRのブラッシュアップなど、自分の意志によって高められるものについては、できるだけ努力してライバルに差をつけておきたいところです。

応募資格、注意すべきことなど

募集時期

新卒採用のように、どの会社もだいたい同じ時期に採用活動を行うわけではありません。また、募集をかけてから締切までが非常に短期間というケースもあります。

学歴

専門学校・高等専門学校・短期大学・4年生大学・大学院(修士課程)の卒業・修了が一般的ですが、中には高卒者でも受験できる航空会社もあります。

年齢制限

年齢制限が明記されていない場合でも、20代後半がギリギリのラインという声はよく聞かれます。ただし、中には30代でも採用されている人もいますし、年齢を重ねることが絶対にマイナスになるわけではありません。

どのような経験をしてきて、それを客室乗務員としてどう生かせると思うのか。しっかりと自己分析し、PRできることが重要といえます。

語学力

日系の大手航空会社の場合、TOEIC600点程度を条件とすることが多いようです。外資系航空会社の場合、その国の言語に堪能であることが求められます。

身長制限・視力など

国内航空会社の場合、応募資格に身長は明記されていませんが、外資系航空会社では160cm前後以上を条件としているケースが一般的です。

その他、コンタクトレンズの矯正視力が両眼とも1.0以上であることや、航空機乗務に必要な体力があり、呼吸器・循環器等の問題がないことなどがよく挙げられています。