客室乗務員の転職理由・転職状況や転職先は?

客室乗務員が今の職場を辞める理由で多いものは?

客室乗務員の離職率

客室乗務員は昔から人気がある職業ですが、一方で離職率が高いとも言われます。

平均勤続年数で見ると、ANAが6.5年、JALは10年前後と発表されていて、他の企業に比べ特別低いわけではありませんが、離職率が高いイメージが根付く理由の一部は、以下のように考えられます。

不規則な勤務体系

客室乗務員の勤務は、不規則になりがちです。

早朝便の担当日は午前2時頃に起床したり、逆に午後から出社して深夜まで働くこともあったりするなど、一般の会社員の生活とは大きく異なることが多いです。

国際線の担当になると、長距離フライトでは現地で宿泊(ステイ)がありますし、何日も自宅を空けなければならないといったことが出てくるため、子どもがいる人や、プライベート重視派の人には大変と感じ、国際線から国内線専用の航空会社へと転職したり、日中の業務のみができる航空会社へ転職したりする人もいるようです。

また勤務時間中は立ちっぱなしになることが多く、重い荷物を持ち上げる機会もあるため、体力も求められます。

上下関係が厳しい

客室乗務員は女性が多く、上下関係も厳しい仕事です。

職場によって雰囲気は違いますが、客室乗務員はマナーを重視する仕事柄、目上の人から叱られたり注意を受けたりすることも多く、打たれ弱い人は落ち込んでしまうこともあるようです。

また仲間と一丸となって取り組む仕事であるため、先輩や同僚との対人ストレスに悩む人も少なくありません。

より働きやすい職場環境や待遇を求めて違う航空会社へ目を向ける人も少なくありません。

体力的にも精神的にもハードな仕事

客室乗務員は、勤務時間中立ちっぱなしになることが多く、重い荷物を持ち上げる機会もあるなど、体力が求められる仕事です。

またお客さまからクレームを受けたり無理難題を突き付けられたり、突発的なトラブルにも冷静に対応したりと、精神的にもハードな仕事です。

このため、イメージしていた華やかな仕事とは違うと感じ、航空業界を離職・退職する人も多いようです。

客室乗務員のつらいこと・大変なこと・苦労

客室乗務員の転職で気をつけるべきこと

同業種への転職の場合

同業種を目指す場合、既卒で経験があったとしても、契約社員として経験を経てから正社員登用となることもあるため、給与や待遇に関してはあらかじめ調べておく必要があります。

採用されるポイントは新卒の場合とほぼ変わらないため、しっかりとした対策が必要です。

年齢制限に関しては明確に設けていないことがほとんどで、20代後半や30代でも採用されることはあるようですが、体力勝負の仕事であることや教育指導の面から考えてもできるだけ早いうちに転職をすることが有利になるでしょう。

異業種への転職の場合

客室乗務員はほかの仕事から比べると特殊な職業のため、いざ転職したいと考えていても他の業種や職種が全く分からないということも考えられます。

客室乗務員は学生時代から対策をして客室乗務員一本を目指して努力してきた人が多いだけに、いざほかの仕事に目を向けようとしたとき、まず何から始めたらよいのか、自分にはどんな仕事があっているのかと悩む人は少なくないようです。

まずは自分がどのような働き方をしたいのかをしっかりと考えた上で、自分にとって譲れない条件や自分の得意分野をブラッシュアップし、興味のある業界や職種を調べていくとよいでしょう。

客室乗務員の職務経歴書の書き方のポイント

客室乗務員は接客のプロなので、同業種や接客業に転職したい場合は、接客をする中で培った対応力やコミュニケーション能力、マネジメント能力など、比較的容易に職務経歴書を書くことができるでしょう。

ただし、それ以外に転職を目指す場合、接客以外の強みをどのように自己PRしたらよいのか悩む人も少なくありません。

客室乗務員から異業種への転職を目指す場合、どんな仕事に就いたとしても生かすことができるベーシックなスキルや人間としての魅力を身に付けておく必要があるといえます。

他の業界への転職はある?

異業種への転職も多い

客室乗務員として培ったコミュニケーション能力・ビジネスマナーなどは、他方面でも活かすことができるので、客室乗務員を辞めてからも他業界で活躍することは十分可能です。

転職後の職業として多いのは、企業などの受付スタッフや秘書、マナー講師です。

また語学力を活かして外資系企業に勤める人や通訳として活躍、また別の航空会社のグランドスタッフになる人もいます。

特に人と接する仕事やサービスに関わる仕事で、力を発揮できる可能性が高いと言えるでしょう。

プラスアルファのスキルが必要なことも

客室乗務員として第一線で働いているときにはオフィスワークがほとんど経験できないため、転職して一般事務などの仕事に就きたい場合、自分でパソコンや簿記などを学び、プラスアルファのスキルを身に付ける必要があるでしょう。

年齢が高くなればなるほど、どのような転職先でも高いスキルや実務経験を求められるため、もし客室乗務員からの転職を考えるのであれば、必要なスキルや知識などについて早め早めに考えておくのがよいでしょう。

客室乗務員の転職先はどのように探せばいい?

同業種へ転職する場合は、客室乗務員や航空業界の求人サイトを利用する人が多いようです。

各航空会社は中途採用も積極的に行っているため、求人は比較的見つけやすいといえるでしょう。

外資系航空会社へ転職を目指す場合は、不定期に求人があるためホームページ等をチェックしておく必要があります。

客室乗務員から異業種へ転職を考えている人は、転職サイトやハローワークなどを利用する人が多いようです。

航空業界以外に自分がどのような職種で活躍できるのか、転職先にはどのようなスキルが求められているのかを知るために、公共の就職アドバイザーから指導を受けたり転職サイトのセミナーを受けたりする人も多いようです。

客室乗務員から転職を考えている人は、転職エージェントを利用して、どのような職種で活躍できるのか、転職先にはどのようなスキルが求められているのかを事前に確認しておくと、転職後のミスマッチが少なく安心です。

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