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1分でわかる「貿易事務」

仕事内容
貿易事務の仕事は、海外から物品を輸入したり、逆に日本から物品を輸出したりする際の事務手続きです。輸入業務と輸出業務に分かれており、輸入業務の場合は輸入元から送られてきたインボイス(明細)に基づき、通関手配、関税処理、納入商品の保管の手配をします。輸出業務は逆にインボイスを作成し、通関書類を作成して通関手配をしたり、請求書を作成したりします。こういった定型業務に加え、コレポン(取引先との納入日や納入品数の調整)を行う役割を担うこともあります。
なるには
貿易事務の仕事に就くには、ケース別の方法があります。新卒採用の場合は正社員を目指して、商社やメーカーを対象として就職活動をします。中途採用で貿易事務の正社員を目指す場合は、前職または現職で英語を使ったコレポン業務をしているなど、ある程度貿易事務の仕事に通じる仕事をしている必要があるでしょう。または、派遣社員として貿易事務の経験を積んでから、正社員を目指して転職する道もあります。必須の資格はありませんが、通関士や貿易実務検定各級を取得していると、大きなアピールポイントになるでしょう。
給料
貿易事務の給料は、職場によってかなり差があります。大企業の30代中半正社員の年収モデルは400万円〜450万円。中小企業だと同スペックで350万円を切るケースが多いです。派遣社員の時給は地域差がありますが、都内だと1500円〜1700円が平均的です。1日8時間勤務で300万円前後の年収となります。派遣社員の場合は残業をすれば時間給がしっかり支給されますが、正社員に残業手当を出さない、もしくは上限を設定している企業もあるため、月平均の残業時間が何時間ほどなのか、採用面接時にしっかり確認しましょう。
将来性
日本と世界のあいだで物品・サービスの輸出入が続く限り、貿易事務の仕事は必要とされるでしょう。しかし、コンピューターに任せられる業務が増えれば、ルーティンワークをこなすだけの人手は削減される可能性があります。調整業務についてはこの先も長く必要とされていく可能性が高いため、将来的には定型業務ではない部分でのスキルが求められるようになるでしょう。貿易事務の経験を活かして、独立開業して、商品の輸出入を行うeコマースなどのサービスを手掛ける人もいます。