バスケットボール選手の練習

チームメイトより上達するには個人練習を欠かせない

バスケットボールの練習の大半は、チームで行います。そして、たいていの選手は、このチーム練習だけでかなりの時間を取られることでしょう。

しかし、チームメイトと同じ練習をしているだけでは、追いついたり、追い抜いたりすることは難しいです。

高い目標に近づこうと思えば、チーム練習でどんなに疲れていても、個人練習で補う必要があります。

家でいつでもできるハンドリングの練習

個人練習の方法にはいろいろありますが、同じ時間をかけるなら、いろんなプレーの基礎となるトレーニングを継続するのも一つの方法です。

たとえば、ハンドリングの向上に取り組むと、一つひとつのプレーの精度が上がってきます。

練習法は簡単です。家に帰ってから、常にバスケットボールを持ち、いろいろと動かす練習をすればいいのです。

さすがに食事の時間は除いても、音楽を聴いたり、テレビを見てリラックスしている時も、勉強中も、着替えをしている時も、いつも左右どちらかの手でボールをキープして自由に動かします。

ソファに座っている時も、ベッドに寝ころんでいるときも、階段を上がる時も、左右どちらの手でボールを自在に扱います。

うまくハンドリングするのに大切なことは、ボールの芯を意識することです。

バスケットボールの中は空洞ですので、正確には芯はありません。しかし、ボールの中心を感覚的にとらえることで、よりボールを思い通りに扱いやすくなります。

どんな状況、どんな体勢になっても、いつもボールの中心を感覚的に感じる練習をしておけば、実戦の場でのハンドリング技術は大きく向上することでしょう。

友だちとペアで姿勢を正す練習

身長の高い人は、得てして姿勢が悪いものです。でも、スポーツでは、種目に限らず体の軸が大切といわれるように、姿勢が美しいことが基本です。

姿勢を正すのに、ボールは必要ありませんので、学校の行き帰りや授業中にも練習することができます。

まず、まっすぐ立って、友人に姿勢のゆがみをチェックしてもらいます。正面から見て、体が左右のどちらにゆがんでいないか、左右の肩や腰骨の高さを見てもらいます。

また、真横から見て、体が前後にゆがんでいないか、猫背になっていないかなどをチェックしてもらいます。

ゆがみを指摘されたら、自分で直し、「OK」が出るまで繰り返します。自分で直せないと、ストレッチングをしたり、その部分をほぐしたりしてゆがみを取り除いていきます。

また、電車やバスに乗っている最中や授業中には、背骨を上します。立ったり、座ったりしたまま、頭のてっぺんを天井につけるようにすると背筋が伸びていきます。

最初はうまく感じられないかもしれませんが、繰り返していると、背骨と背骨の間が伸びていくのがわかるようになります。

さらに毎日続けていると、背骨のうちでも、どこの部分が伸びにくいかがわかるようになります。伸びにくい部分を伸ばすようにしていると、自然と姿勢がよくなるものです。

姿勢がよくなると、とくにシュートの精度が大きく向上するといわれています。