日本代表のバスケットボール選手になるには

男女代表のヘッドコーチの目に止まること

バスケットボールの日本代表選手は、代表チームのヘッドコーチが選びます。

リオ五輪出場を決めた女子代表のヘッドコーチには、2012年から、それまでJXを率いていた内海知秀氏が就任しています。

また、男子代表のヘッドコーチは、2014年から元青山学院大HCの長谷川健志氏が務めています。

日本代表メンバーに選ばれるには、まず、男女とも代表のヘッドコーチの目に止まることが必要です。所属チームは、どこまでかまいません。

ヘッドコーチの目に止まれば、代表候補合宿に呼ばれ、そこでも認められれば、メンバーとして正式に選ばれます。

代表に選ばれるための条件

代表メンバーの条件は、日本国籍をもつことです。外国出身の選手でも、日本国籍を取得すれば、代表になれます。

現女子代表の王新朝霞(おう・あさこ)選手は中国出身で、15歳の時、岐阜女子高校の留学生として来日。

それ以後、白鴎大、三菱電機とプレーを続けてきました。26歳になる2013年に日本国籍を取得し、すぐに日本代表に選ばれました。

高校生でも、プレーが認められれば、日本代表メンバーに選ばれますが、現在は各年代の代表も活動しています。

基本的な方針としては、各年代の有望選手がそれぞれの年代に応じた指導を受け、さまざまな経験を積むことで、将来の代表メンバーを育てることになっています。

年代代表には、U-16、U-17、U-18、U-19、ユニバーシアードがあります。各年代の代表として活躍していけば、高校や大学卒業後、代表メンバーに入る可能性も高くなります。

日本協会による育成システム

日本バスケットボール協会では、高校生以下の育成について、「エンディバー制度(一貫指導システム)」を導入しています。

男女とも、U-18、U-15、U-14のカテゴリーごとに、各地区(ブロックエンディバー)で年に1度、有望選手を集めて合宿を開催しています。

さらに、各地区から推薦された選手が東京の味の素ナショナルトレーニングセンターに集まり、指導合宿(トップエンディバー)が開催されています。

こうした機会に選出され、同年代の有望選手から刺激を受けながら成長していけば、将来、代表選手に選ばれる可能性もあります。

小学5年生から中学3年生までのジュニア世代で、身長の高い選手や将来的に長身長になりそうな選手を対象に、年間6回、「ジュニアエリートアカデミー(ビッグマン)」という指導も開催されています。

参加者は、公募によるトライアウトが行われ、20mダッシュやジャンプ力、立ち幅跳び、ロングチェストパスなどを行います。2015年は9月26、27日に行われました。

応募資格は、小学生(5~6年)で身長180㎝程度、中学生(1~3年)で185㎝以上となっています。

身長の高いジュニア選手は、このプログラムに参加し、各年代の代表を経て代表メンバーに選ばれるというルートもあります。