出版社でインターンをするには

出版社のインターンとは

インターンは学生の就業体験制度

インターンとは「インターンシップ」の略で、学生の就職先となるさまざまな企業において、就職前の一定期間、実際に働く「就業体験」のことを意味します。

インターンシップに参加する学生は、企業のリアルな様子を肌で感じられ、イメージしていた業務の内容がより具体的になります。

企業側にとっても、早い段階で学生に企業理念・文化や現場の様子、働き方を知ってもらうことにより「採用後のミスマッチ」を防げるなどのメリットがあります。

出版業界でも徐々にインターン実施企業が増えている

もともと出版社は、他業界に比べてインターンを募集する企業や、インターンの実施回数はあまり多くはありませんでした。

出版社は「大手」といわれる企業でも社員数が決して多くなく、少数精鋭で日常の多忙な業務を回していることから、実施したくてもできない事情があったようです。

また、出版社ではインターンを行わずとも、多数の優秀な学生が集まるという背景もあったのでしょう。

しかし、近年は出版業界でも学生に業界や企業に対する理解を深めてもらうべく、徐々にインターンを実施する企業が増えてきています。

「3大出版社」といわれる集英社、講談社、小学館では、2020年夏時点で、集英社と講談社がインターンを実施しています。

その他の中小出版社でも、学生の夏休みや冬休みなどの期間中にインターンを募集する企業があります。

情報は各企業の採用Webサイトなどに公開されるため、こまめにチェックしておきましょう。

出版社のインターンの内容

出版社のインターンの内容は企業によって異なりますが、雑誌・文芸・コミックなどの編集、取材への同行、情報集め、資料制作、企画案出しなどの業務が体験できます。

他業種の企業では中長期インターンを実施するケースもありますが、出版社の場合はほとんどが1dayインターンです。

数時間の限られた時間の中で、出版社の仕事や働き方を体験することができます。

これまで読者側に立ってきた学生にとっては、雑誌や書籍をつくる側、情報を発信する側に立つことで、おもしろいコンテンツをつくる難しさや奥深さを実感できることでしょう。

インターンに参加する魅力・メリット

華やかな世界に見える出版業界ですが、出版物をつくる現場、裏方の「リアル」を感じることによって、ますますこの業界に興味を深める人と、自分には向いていないと感じる人に分かれるようです。

それを感じるためにインターンに参加するのも、非常に価値のあることでしょう。

もちろん各企業の理念や風土を知ることもできますし、出版社の編集や営業以外の部署の仕事(「ライツ」「クロスメディア」など)についての理解も深まるはずです。

出版社のインターンはさほど実施回数が多くないからこそ、少しでもこの業界に興味がある人は、ぜひ積極的に参加することをおすすめします。