出版社社員の志望動機と例文・面接で気を付けるべきこと

出版社を目指すきっかけで多いものは?

出版社を目指す人の多くが、「本が好きで、本に関わる仕事がしたい」という並々ならぬ思いを抱いています。

出版業界を扱うドラマやマンガなどに触れ、この業界の仕事に興味をもつ人もいます。

早い段階から「作家と一緒になって、こういう小説をつくりたい」「ファッション誌でこんな企画を実現させてみたい」など、具体的な夢や目標を見つけて出版社を目指す人も少なくありません。

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出版社の志望動機の考え方

出版業界は学生にとって憧れの業界のひとつですが、採用人数は決して多くないため、狭き門であることも事実です。

出版社を目指すきっかけは「本が好き」で構いませんが、志望動機を考えるにあたっては、できるだけ具体性をもたせていくことが重要になります。

本が好きになったエピソード、本を通じて感じたことなどを、深く掘り起こしてみましょう。

他の多くの志望者と差をつけるためには、「自分だけのストーリー」をつくり上げることが不可欠です。

ひとことで「出版社」といっても、出版社によって取り扱う出版物の種類やジャンルは異なります。

まずは志望先の研究をしっかりとして、どのような書籍・雑誌を発行しているのかとことん調べましょう。

そのうえで、配属先が入社後に決まる場合でも、「その出版社に入って何をしたいと思っているのか」を具体的に語れるように考えておくことが大切です。

出版社の志望動機の例文

雑誌の編集職を志望する例

「高校時代からカフェやレストランに行くのが好きで、グルメ本やサイトでは紹介されていない、自分なりのこだわりポイントを見つけることが趣味でした。

その趣味が高じて自分でサイトを立ち上げてお店の紹介をするようになり、ユーザー数は3年目の現在、30万人に達しています。

そんな私が御社を志望するのは、御社が発行している大人気のグルメ誌『〇〇』や『△△』などの編集に携わりたいと考えているからです。

持ち前の行動力と情報収集力を武器に、新鮮な視点で取材や記事制作を行って、もっと多くの若い人に興味をもってもらえる雑誌づくりに携わりたいと考えています。」

コミック誌の編集職を志望する例

「私は幼い頃からマンガが大好きで、もともとはマンガ家を志望していました。

しかし、高校時代に編集部の様子を扱うドラマを見たりマンガを読んだりするなかで、編集者が作家先生と二人三脚で作品をつくり上げていく姿に強い憧れを抱くようになりました。

それ以降、私は「編集者になりたい!」という強い気持ちをもって、学生生活を過ごしてきました。

大学時代には仲間と一緒に同好会を立ち上げ、学内の情報を伝えるフリーペーパーの制作をしていました。

足を使っておもしろいネタを集める難しさや面白さ、無から有を生み出す苦悩など、さまざまな気持ちを味わいました。

御社を志望するのは、昔から貴社が発行するマンガで、私自身たくさん励まされて勇気をもらってきたからです。

これからはつくり手の立場となり、作家先生に一番に頼りにされる編集者を目指したいと考えています。」

営業職を志望する例

「私が御社を志望するのは、営業の仕事がしたいと考えたからです。

もともとは編集の仕事に興味をもっていましたが、出版社の仕事を深く知るなかで、出版物の売上や制作に貢献する営業に興味をもつようになりました。

どんなに素晴らしい書籍・雑誌があっても、その裏で営業が活躍しなければ、効果的な売上にはつながらないことを知りました。

御社は総合出版社として多数のジャンルの出版物を取り扱っており、挑戦できるフィールドが広いと感じています。

「本が売れない」といわれる昨今ですが、出版物は人に夢や感動を与えることができる素晴らしい力を秘めていると私は信じています。

自分が大好きな本を1冊でも多く世の中に届ける気概をもって、営業職として活躍したいと考えています。」

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出版社の面接で聞かれること・注意点

面接の回数は多め

出版社の採用試験は、内定が出るまでに複数回の面接が行われることが一般的です。

大手出版社になると、筆記試験を挟み、合計で3~4回の面接が行われる場合もあります。

面接官は、面接の回を重ねるごとに、人事、現場社員(編集職・営業職など)、役員社長など、社内のさまざまな立場の人が出てきます。

出版社の採用試験の倍率は100倍を超えることも決して珍しくなく、毎回の面接で、多くの志望者が不合格となります。

具体的な面接の流れや面接で聞かれることは各社で異なり、「付け焼刃」ではなかなか通らないのが現実です。

マスコミ志望者向けの就職対策本などには各出版社の試験傾向が載っているため、事前に情報を集め、十分な準備をしておきましょう。

企業研究は必須。自分の意見・考えもとまとめておく

出版社を志望する場合、志望先が発行する代表的な出版物には必ず目を通し、研究しておきましょう。

「当社の好きな本・雑誌と、その好きな部分はどこですか?」などは聞かれることが多いですが、さらに「改善したほうがいいと思う点は?」「あなたならどんな企画を提案しますか?」といった質問まで必ずされると考え、準備しておくと安心です。

書籍はすべてに目を通すのは難しいですが、最近話題になっているものや、ベストセラーのあらすじくらいは予習しておきましょう。

また出版社の面接では、その人の個性や価値観をはかるために、あえて突飛な質問をされることがあります。

そのときに、機転を利かせてのりきれるかどうかも重要なポイントです。

頭が真っ白になることなく、自分のペースを崩さずに返答できるように練習しておきましょう。

出版社の自己PRのポイント

先述の通り、出版社の採用試験では、社内のさまざまな立場の人と何回も面接試験が行われます。

比較的ラフな雰囲気で進むことが多く、かしこまって優等生的な発言をするよりも、自分の素の姿や個性を存分に見せたほうが高評価につながることが多々あります。

とはいえ自己満足ではなく、相手に「伝える・伝わる」ことを意識することが大切です。

「伝える・伝わる」というのは、メディアの仕事に携わるうえで、非常に大切な要素になるからです。

自己PRの仕方から、出版社社員としての適性があるかどうかを判断されると考えて準備しておきましょう。