【化粧品メーカーからの転職】転職先で多い業界や転職理由を解説
2019年から2020年における、化粧品の国内市場の縮小率です。
化粧品業界は、コロナ禍の外出自粛により大きな打撃を受けた業界の1つといえます。
化粧品メーカーで就業している人の中には、いま一度自身のキャリアを見直したいと考えている人もいるのではないでしょうか。
本記事では、化粧品メーカーから転職する上で知っておくべき要点を解説しています。
具体的には、次のポイントについて知ることができます。
・化粧品メーカーからの転職理由で多いもの
・化粧品メーカーが他業種で評価される点
・化粧品メーカーから転職する際の志望動機
・化粧品メーカーからの転職で失敗しないために
化粧品メーカーからの転職を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
化粧品メーカーの転職理由で多いものは?
新卒・中途を問わず人気の高い化粧品メーカーですが、化粧品メーカーから転職する人も少なからずいます。
なぜ化粧品メーカーから転職したいと考えるのでしょうか。
よくみられる理由として、職場の人間関係が挙げられます。
化粧品メーカーは仕事の性質上、従業員の女性比率が高くなりやすい特徴があります。
とくに美容部員はほぼ女性中心の職場ですので、特有の人間関係に悩んだり、自分には合わないと感じたりする人は一定数います。
外資系化粧品メーカーの営業職に多い転職理由として、常に高い成果を求められるという点があります。
結果が出ない時期が続くと会社に居づらくなったり、リストラの対象となったりすることもあり得るでしょう。
化粧品メーカーで働く人の多くが、化粧品を開発・提供する仕事に誇りとやりがいを感じている一方で、やむなく転職という道を選ぶ人もいるのです。
20代で正社員への就職・転職
化粧品メーカーの20代や第二新卒の転職は多い? 年齢ごとの転職状況は?
化粧品メーカーは、とくに大手は勤続年数が長めの傾向があり、離職率が低い業界として知られています。
女性従業員の割合が高く、女性が働きやすい環境を整えることへの関心が高い企業が多いためと考えられます。
20代での離職率も低く、第二新卒のタイミングで転職に踏み切る人は少数派といえるでしょう。
ただし、営業・販売職に関しては他業種と同様、別の業界や職種へ転職する人が一定数います。
化粧品以上に携わりたい商材や業界がある人や、デパートなどへの営業が合わないと感じる人は20代・30代を中心に転職していく傾向があります。
反対に、研究開発職や総務経理などの間接部門では、長く続ける人が多くみられます。
このように、化粧品メーカーの離職率は全体として低い傾向があるものの、職種によっては転職する人もいるというのが実情です。
化粧品メーカーの強みと他業界から評価されるポイント
高いコミュニケーションスキル
営業・販売職の場合はとくに、お客様とのやりとりや商談において高いコミュニケーションスキルが求められます。
化粧品メーカーの営業・販売職として成果をあげてきたのであれば、コミュニケーションスキルの面で問題はないと捉えてもらうことができるでしょう。
営業職であればデパートや小売店に提案してきた経験は、他業種の法人営業や代理店営業でも生かせるはずです。
販売職の場合は、B to Cの営業や店頭での販売スタッフとして活躍できる資質を備えているといえます。
コミュニケーションスキルはあらゆる業界・職種で求められる能力ですので、化粧品メーカーで体得したスキルとして存分にアピールするべきでしょう。
マーケティングに関する知識
商品開発やマーケティングに携わってきた経験は、他業種で化粧品以外の商材を扱うことになったとしても生かせるはずです。
化粧品は販売チャネルの多角化が著しく、商品のPR手法が大きく見直されつつあります。
変化する市場において変化を捉え、消費者のニーズに合った商品を開発・提供してきた経験を、マーケティング担当者として発揮できるでしょう。
化粧品と同様、従来の販路を拡大してECや海外への展開、あるいはインバウンド需要への対応を検討する業界は増えています。
業界によっては、今まさに求めているスキル・経験を持つ人材として好待遇で迎えてもらえる可能性もあるでしょう。
美容関連の資格を生かせることがある
美容関連の資格を取得した人は、転職時にアピールすることで評価される可能性があります。
一例として、日本メイクアップ技能検定や認定フェイシャルエステティシャンといった資格は、女性をメインの顧客とする業界において親和性が高いと考えられます。
たとえ応募時の必須条件になっていなかったとしても、保有資格としてアピールすることで他の応募者に差をつけられる場合があるでしょう。
あるいは、色彩検定やカラーコーディネーター検定に合格していれば、デザインや出版・印刷物を扱うクリエイティブ系の職種で生かすことができます。
保有資格が決め手となって採用が決まるケースは稀ですが、保有している資格の中で有効なピールになる可能性があるものは応募書類へ忘れずに記載しておきましょう。
20代で正社員への就職・転職
化粧品メーカーからほかの業界への転職はある?
化粧品メーカーからほかの業界への転職は十分にあり得ます。
業界が変わると化粧品に関する商品知識は直接的に生かせなくなることも多いのですが、職種としての経験は広い意味で生かせることがあるからです。
とくに20代から30代前半くらいまでであれば、未経験の業界でも職種の経験を生かして活躍できる可能性があります。
一方、30代後半になると徐々に未経験業種への転職は厳しくなっていきます。
40代以降では、過去の実績やマネジメント経験を高く評価されれば転職が可能な場合もありますが、一般的には転職はかなり厳しいと考えたほうがいいでしょう。
化粧品にこだわらないのであれば、自身が経験してきた職種の特性を生かせる転職先を探すことで活躍の場を見つけられるはずです。
化粧品メーカーからの転職でおすすめの転職先・業界・職種は?
化粧品メーカーのスキルの生かせる業界は?
化粧品メーカーで得たスキルを生かせる業界を考える上で重要なのは、職種レベルで求められる経験を備えているかどうか、という視点です。
化粧品と関わりの深い商材を見つけようとすると選択肢はかなり限られてしまいますが、「営業」「マーケティング担当」といった切り口であれば、親和性の高い仕事が見つかりやすくなります。
よって、転職先を探す際には業界ごとに探すのではなく、職種ごとに検索することをおすすめします。
想定していなかった業界の求人がヒットすることもありますが、仕事内容や扱う商材に関心を持てそうであれば、化粧品メーカーでの経験を生かして活躍できる可能性は十分にあります。
化粧品メーカーから異業種メーカーへ転職するケース
営業職の場合は、法人営業や代理店営業の経験者を求める企業を探していきましょう。
すると、化粧品以外の商材を扱うメーカーの求人が見つかる場合があります。
扱ったことのない商材で自身の経験が通用するかどうか不安に感じるかもしれませんが、商品に関する知識は転職後に覚えることができます。
むしろ、営業職として体得してきた商談のノウハウや顧客のニーズを聞き出す能力はすぐに身につくものではないため、即戦力として期待を寄せてもらえる可能性が高いでしょう。
もちろん、扱う商品に対する興味関心は必須となりますので、関心の持てそうな商材かどうかは重視した上で応募することが大切です。
化粧品メーカーからアパレルへ転職するケース
化粧品の営業・販売はアパレルと親和性が高い仕事といえます。
アパレルメーカーがコスメをOEMで販売したり、プライベートブランドとして展開したりといった例もありますので、ファッションに興味がある人にはおすすめの転職先です。
顧客のニーズを把握し、適した商品を提案する点においては、化粧品もアパレルも共通する部分が多くあります。
アパレルの顧客となる消費者の多くは、「服だけ」「コスメだけ」を求めているわけではなく、「よりきれいになりたい」といった購買心理を抱えています。
化粧品に関する知識があれば、アパレルの営業や販売においても有益な情報を提供しやすいでしょう。
化粧品メーカーから外資系化粧品メーカーへ転職するケース
国内ブランドの化粧品メーカーで働いてきた人が、外資系化粧品メーカーへ転職するケースもみられます。
外資系化粧品メーカーは国内メーカーと比べて自由度が高く、大きな裁量を与えられて仕事を進めやすい環境が用意されています。
給与条件をはじめとした待遇面でも優れていることが多いため、年収アップやキャリアアアップを目指す人に人気のある転職先です。
ただし、外資系化粧品メーカーでは報酬に見合った高い成果が求められます。
実力を発揮して成果を残せないと在籍し続けるのが難しい雰囲気があり、最悪の場合はリストラの対象となることもあり得ます。
外資系化粧品メーカーへの転職を目指すのであれば、成果を出し続ける覚悟と高い意欲が求められるでしょう。
化粧品メーカーから同業他社に転職するには?
化粧品メーカーは中途採用で入社するのが難しい業界といわれています。
とくに研究開発職は新卒で採用枠が埋まってしまうことが大半ですので、中途採用で入社するのは事実上不可能なこともあります。
同業他社への転職で可能性があるとすれば、美容部員、営業職、マーケティング職、事務系職種などでしょう。
ただし、同業他社への転職を希望する以上、客観的に納得できる志望理由が求められます。
たとえば、現職では扱えない分野の商品に力を入れていることや、海外事業やデジタルマーケティングなど応募先企業の強みとなる点に魅了を感じていることなどが挙げられます。
化粧品メーカーは他業種からの転職希望者にも非常に人気の高い業界です。
採用選考の競争率は熾烈なものとなる可能性がありますので、しっかりと準備を整えた上で転職活動を進める必要があるでしょう。
化粧品メーカーの転職先はどのように探せばいい?
化粧品メーカー社員の転職活動は、
・リクナビネクストなどの転職サイトで自分で求人企業を探す
・リクルートエージェントやマイナビジョブ20'sなどの転職エージェントに登録し、エージェント経由で求人に応募する
の2通りが考えられます。
ピンポイントで希望する企業がある人や、転職経験がありすべて自力で転職活動ができる方は転職サイトを利用してもよいでしょう。
自分の適性が分からない人や、将来について不安がある人は、転職エージェントを活用する方法をおすすめします。
化粧品メーカーで培ってきたスキル・経験がどの業界で生かせるのか、第三者の視点からアドバイスしてもらうことができるからです。
プロの目線から自分の能力やキャリアを評価してもらって、客観的な判断をあおぐことが、転職を成功させるうえでは非常に大切です。
転職を成功させるには転職エージェントを活用しよう
転職エージェント活用のメリット
化粧品メーカーから転職したいと考えている人は、リクルートエージェントやマイナビジョブ20'sなどの転職エージェントに相談しておくことをおすすめします。
転職エージェントでは求人を紹介してもらえるだけでなく、キャリアプランや業界の最新動向について幅広く相談に乗ってもらうことができます。
化粧品メーカーから転職すべきかどうか、転職するタイミングとして適切かどうかも含め、有益なアドバイスをしてもらえる可能性が高いでしょう。
転職エージェントは各社が独自に非公開求人を扱っていますので、自分で求人を探しても見つけることのできない希少な求人を紹介してもらえる可能性があります。
また、転職エージェントから随時アドバイスをもらうことができるので、書類選考の通過率も高まります。
転職エージェント活用のメリット
とくに異業種から証券会社へ転職したいと考えている人は、リクルートエージェントやマイナビジョブ20sなどの転職エージェントに相談しておくことを強くおすすめします。
転職エージェントでは求人を紹介してもらえるだけでなく、キャリアプランや業界の最新動向について幅広く相談に乗ってもらうことができます。
そもそも証券会社への転職に向いているのかどうか、転職するタイミングとして適切かどうかも含め、有益なアドバイスをしてもらえる可能性が高いでしょう。
金融業界など証券会社と親和性の高い業種で働いてきた人にとっても、転職エージェントの活用は有効です。
転職エージェントは各社が独自に非公開求人を扱っていますので、自分で求人を探しても見つけることのできない希少な求人を紹介してもらえる可能性があります。
また、転職エージェントから随時アドバイスをもらうことができるので、書類選考の通過率も高まります。
転職エージェントは複数登録してみる
転職エージェントごとに紹介可能な非公開求人は異なるため、複数の転職エージェントに登録しておき、並行して活用していくことでより高い効果が得られます。
ある転職エージェントで紹介されなかった案件が、別の転職エージェント経由ですぐに紹介されることは十分にあり得ます。
また、転職エージェントに登録すると転職アドバイザーが担当につきますが、アドバイザーとの相性は転職活動を進める上で重要なカギを握っています。
希望条件をしっかりと受け止めて企業を紹介してくれるかどうかは、納得できる転職先を見つけるために欠かせない条件の1つだからです。
自分に合った転職アドバイザーを見極めるには複数の転職エージェントに登録しておき、それぞれのアドバイスを比較するのが効果的です。
転職エージェントと転職サイトの違い
転職サイトとは、企業が求人広告を掲載し、転職希望者が自分で求人を探して応募するためのサービスです。
これに対して転職エージェントは登録後に担当アドバイザーがつき、面談を実施した上で転職希望者に合った企業を紹介する仕組みとなっています。
転職サイトでは求職者が自発的に求人を探すことができる一方で、転職エージェントではアドバイザーからの紹介経由でのみ応募可能な非公開求人を紹介してもらうことができます。
このように、転職エージェントと転職サイトにはそれぞれ特有のメリットがあります。
現在、転職を少しでも考えているのであれば、転職エージェント2つ以上、転職サイト1つ以上に登録しておき、幅広く情報収集をしておきましょう。
まずは情報を得た上で、自分に合った転職サービスを絞り込んでいく活用方法がおすすめです。
転職エージェントと転職サイトの違いとは? 転職に有利なのはどっち?
化粧品メーカーからの転職でおすすめの転職エージェント
他業種への転職実績を重視するならリクルートエージェント
特徴:転職支援実績No.1の転職エージェント
対応エリア:全国
公式サイト:リクルートエージェント
リクルートエージェントは取り扱い求人数の豊富さと、対応可能な業界・職種の幅広さにおいてトップクラスの転職エージェントです。
非公開求人数は約10万件。
圧倒的なブランド力と知名度をもつリクルートエージェントは、非公開で人材を募集する企業各社から厚い信頼を寄せられています。
各業界・各業種に精通したキャリアアドバイザーが在籍し、経験と実績に裏打ちされた的確なアドバイスを受けることができます。
リクルートエージェントに登録すると受講できる「面接力向上セミナー」は評判が高く、面接の通過率がUPしたという実績があります。
ハイレベルな求人から未経験・地方の求人までカバーしているリクルートエージェントは、万人向けの転職エージェントといえます。
マイナビジョブ20's
特徴:20代・第二新卒・既卒向けの転職エージェント
対応エリア:一都三県・関西・東海
公式サイト:マイナビジョブ20s
マイナビジョブ20’s(トゥウェンティーズ)は、マイナビが運営する20代・第二新卒に特化した転職エージェントです。
業界経験者や実績豊富なビジネスパーソンをターゲットとする転職エージェントが多い中、マイナビジョブ20’sは社会経験の年数が短い若手の転職サポートに力を入れています。
利用者数は延べ17万人。20代向けの転職エージェントとしては圧倒的な実績があります。
本格的な適性検査を無料で受けることができ、「自己分析をしっかり行える」「応募書類や面接で使える」と評判が高いです。
応募書類の書き方や自己PRのポイントについてもアドバイスをしてもらえますので、転職が初めての人でも安心して相談できるはずです。
今後のキャリアをしっかり考えたいという20代や、未経験の業界にもチャレンジしてみたいという第二新卒の人におすすめの転職エージェントです。
関連記事マイナビジョブ20’sの特徴は?どんな人におすすめ?【第二新卒にぴったり】
doda
特徴:転職エージェントと転職サイトのハイブリッドサービス
対応エリア:全国
公式サイト:doda
dodaは求人検索サービスと転職エージェントの両方の機能を備えている転職サービスです。
一般的な転職エージェントのようにキャリアアドバイザー経由で企業を紹介してもらえるだけでなく、転職希望者が自分で求人を探し、希望条件に合う企業に応募することもできます。
キャリアアドバイザーの質が安定しており、当たり外れが少ない点も多くの転職経験者から支持されています。
キャリアアドバイザーによる企業紹介が積極的である上に、企業からのスカウトメールが届き、さらに自分で求人を探すこともできるのが大きな特徴です。
転職先を積極的に探したい人や、早期に転職先を見つけたいと考えている人は、dodaの活用をおすすめします。
「転職企業ランキング」や「年収査定」などすぐには転職をしない人も読んでいて面白いコンテンツが多いという特徴があります。
検索条件をかなり詳しく絞り込める点も使いやすいポイントです。地方の求人数も多く、万人向けの転職サイトといえます。
関連記事dodaの特徴・使い方まとめ【転職イベントも!情報収集に便利なサイト】
JACリクルートメント
特徴:転職エージェントと転職サイトのハイブリッドサービス
対応エリア:全国・海外
公式サイト:JAC Recruitment
JACリクルートメントはロンドン発祥の転職エージェントで、アジア・ヨーロッパを中心に世界11ヶ国に24拠点を構えています。
外資系企業や海外勤務といったハイキャリア志向の人材に帯する転職サポートに強く、高年収帯の求人を豊富に扱っているのが特徴です。
職歴・経歴が重視されますが、取り扱う求人は優良企業・大手企業・外資系企業など、はずれがなくキャリアアップしたい人にぴったりです。
社会経験の豊富な30代以上の転職サポートを得意としていることから、前職までの実績・経験を活かしてステップアップしたい人におすすめのサービスの1つといえるでしょう。
バイリンガルや外国人担当者による英語や中国語でのレジュメ添削や面接指導など、他社にはないサポートも魅力です。
ビズリーチ
特徴:スペシャリストや管理職向けのハイクラスサイト
対応エリア:全国
公式サイト:ビズリーチ
ビズリーチは高い専門性を持つスペシャリスト人材や、管理職経験者といったハイクラス人材の転職サポートを専門とする転職サービスです。
一般的な転職エージェントとは異なり、企業またはヘッドハンターが登録者をスカウトするダイレクトリクルーティング方式を採用しています。
登録しておいてヘッドハンターや企業の採用担当者からスカウトを待つという転職サイトとも転職エージェントとも異なる転職サービスですが、登録には審査があり、年収750万円以上の方ですとスカウトが多いようです。
現状よりも好待遇での転職を希望する人や、年収アップを目指している人にとって、条件のよいスカウトを受けられる可能性のあるサービスといえます。
ビズリーチは有料プランもありますが、いったんは無料で登録しておいて、審査に通過できるか、スカウトが届くかを確認するのに使うのがおすすめです。
関連記事ビズリーチの特徴は? 登録に審査があるハイクラス向け!
リクナビネクスト
特徴:日本最大級の定番転職サイト
対応エリア:全国
公式サイト:リクナビネクスト
リクナビネクストは幅広い業界・職種の求人を扱う日本最大級の転職サイトです。
リクナビネクストだけの限定求人が約85%あり、地方の求人も網羅されています。
実際に転職した人の約8割が使っているサイトなので、転職エージェントと併用して登録しておくのがおすすめです。
企業からスカウトメールが届く機能も備えていますので、希望条件を加えておくことで企業側からスカウトされる可能性もあるでしょう。
職務経歴書を作成できたり、本格的な診断が無料で受けられる「グッドポイント診断」などのコンテンツも充実しています。
また、登録時に「転職支援サービスに登録する」を選択することで、リクルートエージェントのサービスも同時に利用することができます。
転職活動初期の方や少しでも転職を考えている方であれば、リクナビネクストには登録しておいて損はないはずです。
化粧品メーカーから転職する際の志望動機の考え方
異業種へ転職する場合はとくに「なぜ化粧品ではなく他の商品やサービスを扱いたいのか」という点を明確に伝える必要があります。
一般的に化粧品メーカーは人気業種ですので、化粧品メーカーを離れてでも別の仕事をしたい強い動機がなければ、納得を得られる志望動機にはならないからです。
志望動機に説得力を持たせるには、応募先の業界研究と企業研究が欠かせません。
応募先企業のHPはもちろんのこと、競合他社や業界全体の動向についてできるだけ詳細な情報を得ておくようにしましょう。
その上で、化粧品メーカーでは実現しにくいと考えられることが転職によって実現可能になると伝えることが大切です。
業界や企業の現状を踏まえた志望動機になっていれば、説得力が格段に増すはずです。
化粧品メーカー社員の職務経歴書の書き方のポイント
職務経歴書を作成する際には、これまでのキャリアを棚卸しして汎用的なスキル・経験を抽出しておきましょう。
経験してきた業務をただ羅列するのではなく、応募先企業が求める能力・資質を重点的にアピールする視点を持つことが大切です。
法人営業職に応募する場合は、化粧品メーカーでの営業先や扱った商品、売上実績などを詳しく記載します。
マーケティング職に応募するなら、化粧品メーカーのマーケティング部門でどのような点を工夫して戦略を練ってきたかを具体的に記載する必要があります。
入社後に活躍できるイメージを持ってもらうことが職務経歴書の目的ですので、化粧品メーカーでの経験が応募先企業で応用可能であると伝えることを意識しましょう。
なお、転職エージェントに登録しておくと、担当アドバイザーがチェックしてくれるので、書類の通過率が上がる可能性があります。
化粧品メーカーからの転職で給料をアップさせるには?
転職後の給料をアップさせるには、化粧品メーカーでの経験と転職後の仕事内容の連続性を意識する必要があります。
化粧品メーカーで得た知識・経験を生かして、さらにステップアップするための転職であることを明確に伝えましょう。
たとえばアパレル業界への転職であれば、コスメ部門の営業やマーケティングを強化するための提案を最低でも1つは用意しておきます。
既存の社員にはなかった新たな風をもたらしてくれる人材と判断されれば、好待遇で迎え入れてもらえる可能性が高まります。
また、そもそも給与水準が高い業界・企業を選ぶことも非常に重要です。
外資系化粧品メーカーなど、成果しだいで高年収が期待できる企業に絞って応募するのも1つの方法でしょう。
即戦力となることが求められますが、入社後に高い成果を出すことができれば、転職前よりも給料をアップさせることができるはずです。
転職エージェントに給与条件を交渉してもらえば、さらに採用時の条件を引き上げることも可能となります。
希望する年収・給与を転職エージェントへの登録時に伝え、条件を叶えられる企業を紹介してもらうよう依頼するといいでしょう。
化粧品メーカーからの転職で失敗・後悔しないためには
化粧品メーカーからの転職で注意しておきたい点として、転職する業界の将来性が挙げられます。
化粧品の売上はコロナ禍の影響を受けているとはいえ、多くの人にとって必需品であることに違いはありません。
今後も化粧品そのものの需要が大きく落ち込むことは考えにくいといえます。
ところが、業界・職種によっては一般的なイメージ以上に売上の落ち込みに拍車がかかっていたり、将来的な需要の予測が厳しい局面を迎えていたりするケースがあります。
一例として、メーカーは全般的に安定しているイメージがありますが、現実は海外メーカーの隆盛に押され気味になっている業界も少なくありません。
「大手だから」「有名企業だから」といったネームバリューで転職先を選ぶのではなく、実態をきちんと把握しておく必要があるでしょう。
業界・職種のイメージにとらわれず、実際の状況がどうなっているのか市場規模や売上の動向を注意深くリサーチしておくことが大切です。
「化粧品メーカーからの転職」のまとめ
化粧品メーカーは大手を中心に勤続年数が長めで、離職率が低い傾向があります。
しかし、化粧品以上に扱いたい商材がある人や業界特有の環境が合わないと感じる人の中には、転職を希望する人もいます。
化粧品メーカーから異業種へ転職するのであれば、キャリアの棚卸しを綿密に行い、生かせるスキルや経験を明確にしておく必要があるでしょう。
なぜ化粧品ではなく他の商品・サービスを扱いたいのか、客観的に納得できる志望動機を準備しておくことも欠かせません。
後悔しない転職にするためにも転職先の業界・企業研究に取り組み、納得した上で転職を決断することが非常に重要です。
転職活動では3社ほど登録して、求人企業の情報収集や転職アドバイザーの比較をすることがおすすめです。
いますぐ転職する気がないとしても、専門のアドバイザーと話をし、自分の現状の価値を知ることで、キャリアの選択肢が増えます。
無理やり転職させられることはありませんし、合わないと思ったら中断や退会することも可能です。
すべて完全無料で活用できますので、少しでも興味があったら、まずは登録して話を聞いてみましょう。
・実績が豊富な転職エージェントなら▶ リクルートエージェント
・20代で初めての転職なら▶ マイナビジョブ20s
・すぐに転職したいなら▶ DODA
・年収750万円以上を目指すなら▶ ビズリーチ
・前職の実績・経験を生かすなら▶ JAC Recruitment
・自分で求人を探すなら▶ リクナビネクスト