女性の化粧品メーカー社員のキャリアパス・結婚後の生活

女性の化粧品メーカー社員の現状

化粧品業界では、取り扱う商品の特性上、女性が多く活躍しています。

化粧品の製造・販売などを行う化粧品メーカーでも同様で、企業によっては全社員の8~9割以上が女性というところもあります。

美容やコスメに興味がある女性にとって、化粧品メーカーでの仕事は、大好きなものに囲まれながら働ける魅力があるでしょう。

「美しくなりたい」と考える世の女性の希望を叶えていくために、今後も女性の活躍がおおいに期待されます。

ただし大手化粧品メーカーの就職人気は非常に高いため、簡単に入社できるわけではありません。

女性の化粧品メーカー社員の強み・弱み

女性がのびのびと働ける環境がある

化粧品メーカーでは女性社員の割合が大きいため、女性にとって活躍しやすい環境が自然と整えられています。

これまで多数の女性社員が在籍していた企業では、女性目線での働きやすい職場環境づくりが行われているため、今後入社する女性にとっても居心地のよさを感じやすいでしょう。

大手化粧品メーカーでは、女性管理職の割合は他業種と比べて大きめとされ、キャリアアップを目指す女性にもチャンスがつかみやすいです。

男性ばかりの環境だと萎縮してしまいがちな女性にとっては、たくさんの女性の同僚と一緒に働ける環境は魅力でしょう。

もちろん化粧品の企画・製造などを行うにあたっては、女性の感性や美的センスなどを存分に発揮しながら働けます。

女性特有の人間関係に巻き込まれることも

女性が多い職場にありがちなのが、うわさ話や陰口といった、女性ならではの人間関係のトラブルです。

昔から女性はグループや派閥を作りやすいといわれますが、集団行動好きな女性が多く集まっている職場だと、なにかと会話の内容に気を遣わなくてはならない場合があります。

また、化粧品メーカーにはもともと美容やファッションが好きで美的意識の高い人が多いです。

表ではニコニコしていても、陰では「あの子より私のほうがキレイなのに」「あの子ばかりチヤホヤされて」といったひがみ、妬みなどが人間関係のトラブルにつながるケースもあります。

恋愛・結婚などを意識するようになると、数少ない男性社員を裏で取り合おうとする女性たちもいます。

もちろんすべての化粧品メーカーがこのような状況なわけではありません。

企業ごと、職場によっても、雰囲気はだいぶ異なります。

風通しよく、円滑な人間関係を築きながら仕事に打ち込める職場も多数あります。

化粧品メーカー社員の結婚後の働き方・雇用形態

正社員の化粧品メーカー社員が結婚をした場合、しばらくは、それまでと変わらず正社員として働き続ける人が多いです。

化粧品メーカーは部署にもよりますが、残業時間はそこまで多くありません。

結婚後にフルタイムで働き続ける場合も、独身時代以上に仕事を効率的に進める努力をすれば、家で過ごす時間を確保することは可能です。

一方、なかには雇用形態を変える選択をする人もいます。

とくに出産後に現場復帰する場合には、より勤務時間の融通がきく派遣社員やパートの形で働きたいと考える人も多いです。

女性社員の割合が大きな化粧品メーカーにとって、結婚・出産によって、フルタイムで活躍していた女性社員が現場を離れてしまうのは痛手です。

最近では、女性社員がライフイベントによってキャリアを断念することがないよう、育児休業や時短勤務期間の延長といった制度を積極的に導入し、仕事と家庭を両立させられるしくみを整える企業が増えています。

化粧品メーカー社員は子育てしながら働ける?

先にも挙げた通り、化粧品メーカー各社では、女性がさまざまなライフイベントに直面しても仕事を続けられる制度・環境づくりに力を入れています。

しかし実際には、いざ子育て支援制度の活用や勤務体系を変えたいと思った場合に、どれだけ理解・フォローしてもらえるかは職場によるのが現実です。

制度としては存在していても、有効活用する女性社員の例が少なく、「形だけ」になってしまっているような企業もあるようです。

将来的に子どもを持ちたいと考える女性が化粧品メーカーへの就職・転職を希望する場合には、女性の先輩社員の働き方や、子育て関連の制度の利用状況などを事前に確認しておいたほうがよいでしょう。

化粧品メーカー社員は女性が一生働ける仕事?

化粧品メーカーへの就職・転職は、キャリア志向の女性にとっては適しているといえます。

というのも、もともと女性が多数活躍する業界であることから、各社とも女性社員のキャリアパスについての考え方が明確になっている場合が多いからです。

総合職で入社した場合は、入社後3年ほどかけて基本的な業務の流れを覚え、その後は本人の能力や適性に応じて、さまざまな業務を経験しながら管理職を目指せます。

管理職となって部下のマネジメントをする女性社員は多く、意欲次第では幹部を目指すのも不可能ではありません。

一方、管理職ではなく、ある程度決まった仕事をコツコツと続けながら、長く働き続ける道を選択することも可能です。

化粧品メーカーでは多様な雇用形態で働く人がおり、キャリアパスもいくつも用意されていますから、自身の目標や意向に応じた道を選択し、一生働き続けていけます。