化粧品メーカー社員のつらいこと・大変なこと・苦労

化粧品メーカー社員のつらいこと・大変なこと

安全・安心が強く求められる仕事

化粧品は、意外と気にされていないこともありますが、食品と同様に安全・安心して使用できる「期限」がある商品です。

空気に触れると酸化が進んだり、直射日光や湿度・温度の急激な変化などによって劣化が進んだりと、非常にデリケートな一面を持っています。

そして、化粧品は肌や体に直接つけるものだからこそ、化粧品メーカーには高い安全意識が求められます。

普段、何気なく使っている化粧品も、いざ作り手の立場になると、非常に細かいところまで注意深く考えて作られているのだという大変さを実感することになるでしょう。

クレームや厳しい意見を受けることも

化粧品メーカーが作る商品は、最終的に消費者の手に届きます。

消費者には老若男女さまざまな人がおり、どれだけ気を付けて製造していても「自分の肌には合わなかった」「効果が見られない」「パッケージが汚れていた」など、あらゆる内容のクレームがつきまとうものです。

自社の製品の悪い評判を耳にするのは、やはりうれしいことではありません。

しかしこうしたクレームを受けることは、メーカーという会社で働く以上、ある程度覚悟しておかなくてはなりません。

職種によって、お客さまからの声がダイレクトに届く仕事と、あまり聞こえてこない仕事がありますが、どのようなことがあっても「○○社の社員」として責任をもって業務に臨む必要があります。

化粧品メーカー社員の悩み

化粧品メーカーでは男性も女性もたくさん活躍していますが、職場によっては女性が中心となっています。

販売を行う美容部員に関してはほとんどが女性ですし、本社勤務の場合も企画職は女性の割合が比較的大きめです。

女性がたくさん集まると仲間意識が生まれやすく、大好きな化粧品や美容の話で盛り上がることができるのは化粧品メーカーで働く楽しさです。

しかしながら、まれに女性中心の職場ならではのギスギス感や、陰湿な人間関係に悩んでしまう人もいるようです。

ただ、最近はグローバルビジネスなどダイナミックな事業展開をする化粧品メーカーが増え、女性が多くても風通しが抜群という職場もあります。

化粧品メーカー社員を辞める理由で多いものは?

化粧品メーカーの社員は、それぞれが役割をもって前向きに働いているものの、なかには他業種の企業と同様に辞める人もいます。

百貨店などで販売をする美容部員の場合には、女性中心の職場になるため人間関係が合わずに辞める人が少なくありません。

本社や支店勤務の場合は長く働き続ける人も多いですが、他にやりたいことが見つかって別の業界へ移る人もいます。

また、外資系化粧品メーカーの場合は実績主義の要素が強く、とくに営業職など個人の実力が「売上」という数字で評価されやすい仕事をしている場合は、大きなプレッシャーがかかりやすいです。

なかなか成果が出ないとリストラされてしまったり、みずから職場を離れたりする人もいます。