電力会社社員の給料・年収

平均年収

電力会社の給料は、年収にして600万円~700万円台がボリュームゾーンとなっているようです。

かつての電力会社といえば給料もよく、福利厚生も充実し、安定した就職先として高い人気を誇っていましたが、近年は「原発事故」という大きな事故の発生を機に、電力各社とも給与削減など厳しい状況が続いています。

大手の給料を見比べてみると、東京電力の場合、2015年3月末の平均年収は709万円となっており、原発事故直後の時期に比べて多少回復傾向にあるようです。

それに対し、電力大手10社のうち平均年収が最も低い関西電力では588万円となっており、各社で若干の差が出ているといえるでしょう。

ガスや水道と同じく重要なインフラを提供する電力会社では、事業基盤の安定性もあり、現在でもそれなりによい給与をもらうことができるといえます。

基本的に年に2回の賞与も支給されています。

しかし、東京電力が東日本大震災後に管理職や一般社員の給与を一律20~25%削減した通り、ひとたびこうした事故や不祥事などが起こった場合には、大幅な給与カットやボーナスの支給がなくなるといったことになる可能性は今後も十分に考えられます。

初任給

多くの電力会社では大学を出た人のみならず、大学院や高等専門学校、短大、高等専門学校など、さまざまな学歴を持つ人が採用されています。

したがって、学歴によって初任給には差がつけられていることが一般的です。

大手各社の初任給は以下の通りです。

東京電力

(2015年4月初任給実績)
大学院修士了:月給22万5,000円程度
大学学部卒:月給20万円程度
高等専門学校専攻科修了(学士):月給20万円程度
高等専門学校本科卒:月給17万5,000円程度
短期大学卒:月給16万5,000円程度
専門学校卒:月給16万5,000円程度

中国電力

(2015年度実績)
修士了:月給228,000円
学部卒:月給204,000円
高専卒:月給180,000円

九州電力

(2016年4月新卒初任給実績)
大学院卒:222,000円
大学卒:200,000円
高専・短大卒:176,000円
高校卒:160,000円