電力会社社員の仕事、業務内容

電力を安定的に供給する

電力会社は、「電気」という人々の生活に欠かせないエネルギーを生み出し、それを安定的に供給する会社のことをいいます。

具体的には、発電・送電・変電・配電といった事業を通じてあらゆる消費者に対して電気を届けるとともに、エネルギーの効率的な利用方法に関する課題を解決したり、新しいライフスタイルを提案したりと、多岐にわたる事業を展開しています。

また、原子力、火力、水力、風力など各発電所の設備監視や保守などにも携わり、その安全・安定した運営を実現します。

社会インフラとなる電力を生み出すうえでは「安全の徹底」や「環境への配慮」が強く求められるため、各社でそうした点を重視した事業展開がなされています。

電力会社のおもな部門

電力会社の組織は、大きく「事務系部門」「技術系部門」「その他の部門」に分けることができます。

事務系部門の代表的な仕事

<営業>
一般家庭や事業所に対し、最適な料金メニューや機器・システムを提案し、電気の効率的な利用を推進します。

広報
新聞、テレビ、ラジオ、インターネットなどの媒体を活用し、企業イメージの向上や企業活動の理解を図ります。

<人事>
従業員の評価制度や社内規定の策定、採用や異動、社員教育、社内の安全・衛生業務、給与業務などに携わります。

総務
備品の管理、株主総会の運営、情報管理業務、渉外業務など、会社全体に関わる業務に携わります。

経理
経営成績や財政状態の把握、ファイナンス、資金決算管理などを担当します。

法務
新規事業やプロジェクトの法的サポート、企業のコンプライアンスに関わる業務を担当します。

<用地>
発電設備、送電・変電・配電設備などの計画的建設に向けえた用地の取得・管理を行います。

<資材>
事業に必要とされる資機材や備品の安定的な調達業務を担当します。

<燃料>
燃料戦略の立案および調達を行います。世界各国の調達先から、価格変動や需給バランスを把握したうえで安定した調達を実現します。

技術系部門の代表的な仕事

<配電部門>
発電所から運ばれる電気をお客さまに確実に届けます。

具体的には、配電設備建設全般、配電設備の定期点検・維持・管理、電気に関する問い合わせ、お客さま宅の停電・漏電時などの対応業務、災害時の早期復旧などを行い、消費者との距離が近い仕事です。

<火力部門>
火力発電所の運転・保守業務、新規設備の計画・建設に関わる研究開発などに携わります。

<原子力部門>
原子力発電所の運転・保守業務、新規プラントの計画・建設、放射線管理、水質管理、原子燃料の輸送などに携わります。

<電子通信部門>
電気事業の運営に必要な情報を伝送するための通信設備の構築や維持管理などに携わります。

<土木建築部門>
発電所や変電設備・送電設備などの新増設工事、既設設備の改良や保守に携わります。

<技術営業部門>
省エネ・省コスト・環境負荷低減につながる最適なエネルギーシステムを提案します。

その他の代表的な仕事

<海外事業>
海外プロジェクトへの資本参加、発展途上国に対するコンサルティング業務、交流協力業務などに携わります。

<経営戦略>
経営計画の策定や事業戦略の立案などに携わります。

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