セラピストになるための学校(専門学校、スクール)

ひとくちに「セラピスト」といっても、さまざまな種類のセラピストがおり、どのような道を目指すかによって、なるための学校やスクールの種類も変わってきます。

ここでは、セラピストのおもな種類ごとに、関連する学校とスクールについて見ていきましょう。

ボディ系のセラピストになるための学校

ボディ系のセラピストになるための学校は、さまざまなものがあります。大半は民間団体が独自に開設しているスクールで、そこでは施術に必要な技術や知識を学びます。

学校に通う期間は数ヵ月~1年と幅があり、週1~2回のスクーリングが一般的です。

近年ではスクールが増えたことから、教える技術にも幅が見られるようになりました。

なかには「早期の資格習得が可能」ということをうたって、中途半端な技術を教えるスクールもあるといわれるため要注意です。

ボディ系セラピストは、人体の基礎知識や身体の免疫機能の知識、またアロマテラピーを利用するなら精油やハーブティーの知識というように幅広い知識が必要となります。

そのため、しっかりとしたカリキュラムがあるスクールに通うことが望ましいといわれています。

なお、スクールによっては技術向上や上位資格習得のため、海外留学制度を設けているところもあります。

心理系セラピストになるための学校

心理系セラピストになるための学校は、心理カウンセラー養成学校(学院)として数多くのスクールが設立されています。

これらの学校は、基本的には民間団体が独自に開設しているスクールで、そこでは心理学の基礎や応用、演習、実習などを学びます。

学校に通う期間は数ヵ月~1年以上と目指す分野によってさまざまであり、週1~2回のスクーリングが一般的です。

心理セラピストの養成学校は、スクールによって用いる技法がさまざまです。

一般的なカウンセリングのほか、アートセラピー、インナーチャイルドセラピー、音楽セラピー、箱庭セラピーなど、さまざまなものがあります。

スクールやコースによって勉強できる内容が違うため、心理セラピストを目指す場合は、複数の学校のカリキュラムを比較して選んだほうがよいでしょう。

メンタル系セラピスト、エネルギー系セラピストの学校

セラピストのなかには、メンタル系やエネルギー系の施術を得意とする人たちもいます。こういったセラピストの多くは、資格発行団体の養成講座を受講することで技術を学びます。

メンタル系やエネルギー系の技術は提唱者によって、さまざまな技法、手法があります。また、なかには海外の講師を招いているものもあります。

臨床心理士になるための学校

臨床心理士は数ある心理セラピストの民間資格のなかで最も社会的評価が高く、公的にも活用できる可能性が高い最上位資格です。

臨床心理士の資格を取ると、病院や学校、企業などに心理カウンセラーとして常駐できるケースが多くなります。

また、臨床心理士には唯一、医師の指導の下で患者に対して精神療法を行うことが認められています。

しかし、臨床心理士になるためのハードルは高く、指定大学院(1種・2種)や臨床心理士養成に関する専門職大学院と呼ばれる学校で専門的に学ぶなどの条件をクリアして、臨床心理士資格認定試験に合格する必要があります。

なお、諸外国で大学院と同等以上の教育歴、および必要な心理臨床経験を2年以上持っている人、医師免許取得者で必要な心理臨床経験を2年以上持つ人にも同試験の受験資格が与えられます。

臨床心理士の仕事

短期間の養成講座

ボディ系、メンタル系、エネルギー系のほか、いくつかのセラピーでは、数時間~数日の技術講習を受けるだけでセラピストとして活躍できるといわれるものがあるようです。

しかし、こういったほんの短期間で学ぶ養成講座の場合、知識や技術の習得が不十分なケースが多く見られ、実際現場に出た時には役に立たないことが多々あります。