セラピストの給料・年収

セラピストの平均年収・給料の統計データ

人に癒しを与えるセラピストは人気の職業ですが、給料・年収は、他の仕事に比べてやや低めとなっています。

地域にもよりますが、年収300万円に満たない人もいるようです。

しかし、専門的な知識・技術が求められる仕事なので、実力を磨き、経験を積んでいくことで徐々に給料アップが期待できます。

なかには独立して自らのサロンを開き、成功をおさめるセラピストもいます。

セラピストの平均年収・月収・ボーナス

求人サービス各社の統計データ

職業・出典 平均年収 年収詳細
セラピスト
(Indeed)
407万円 時給 2,314円
日給 1.3万円
月給 22.0万円
セラピスト
(求人ボックス)
359万円(正社員) 派遣社員平均時給 1,305円
アルバイト・パート平均時給 1,012円
アロマセラピスト
(転職ステーション)
297万円 -
アロマセラピスト
(給料バンク)
286万円~373万円 平均給料:23万円
20代の給料:17万円
30代の給料:23万円
40代の給料:27万円
初任給:12~万円

各社の統計データをまとめると、セラピストの平均年収は280万円~350万円ほどがボリュームゾーンになると考えられます。

ただし、ひとくちにセラピストといっても、人によって働き方や専門分野が異なるので、一概に給料を比較するのは難しい面があります。

上記の表でも、「転職ステーション」や「給料バンク」のデータは、セラピストのなかでも「アロマセラピスト」に限定したものになっていますので、参考程度となります。

セラピストの手取りの平均月収・年収・ボーナスは

各社の統計データを基に算出すると、セラピストの平均年収は330万円前後、月額の給料は22~30万円ほどになると考えられます。

社会保険完備の職場であれば、各種税金などを差し引いた手取り収入は18~25万円程度が相場となるでしょう。

しかし、未経験の新人セラピストは手取り15万円程度の給料となることもあるようです。

定期的なボーナスは必ずしも支給されるわけではありませんが、店の売上や個々の成果によっては、不定期でインセンティブのようなものがつく場合があります。

セラピストの初任給はどれくらい?

セラピストの初任給は、勤務先の企業によって異なります。

固定給の制度を取り入れているところだと、月給18万円前後となる場合が多いようです。

未経験の新人時代は下積み期間とされるので、多職種と比べると、やや低めの金額になるケースが多いでしょう。

ある程度の実績と経験がつくまでは、自分の売上次第で大きく給料が変動する歩合給の職場で働くのは控えておくほうがよいかもしれません。

セラピストの福利厚生の特徴は?

一部の大手企業に勤務する場合は、社会保険や交通費支給など、一般的な福利厚生が用意されている場合がほとんどです。

しかし、中小規模のサロンでは、施術に必要となる諸経費はセラピスト持ちというところも存在します。

なかには交通費や制服代もセラピスト自身が負担しなくてはならなかったり、アロマテラピーのオイルや精油、道具まで自分で用意しなければならない会社もあるようです。

これらの出費は結構なものになりますので、とくに新人で給料が低めのときは、生活とのバランスをしっかり考えておく必要があります。

セラピストの給料・年収の特徴

歩合制を取り入れる職場も多い

セラピストを正社員として雇う会社は、そこまで多いわけではありません。

たいては業務委託やアルバイトといった形での雇用になり、正社員として雇われる場合も、給与は「最低保障額+歩合給」となっている場合が多く見られます。

人気を集めてお客さまの指名を多く受けることができる人ほど、多くの収入を得やすいしくみとなっています。

ただ、固定給で働ける職場もゼロではありません。

確実に安定した収入がほしければ、固定給の職場を選ぶほうがよいでしょう。

完全歩合制の職場も多い

セラピストの勤務先では、基本給はなく、個人の売上に応じた給料が支払われる「完全歩合制」をとっているケースも多く見られます。

その場合、お客さまからいただく料金の30〜40%ほどがセラピストの取り分となるのが一般的です。

完全歩合制で働くと、お客さまが次々にやってくる繁盛している店に勤務すれば多くの収入を得られますが、閑散店ではほとんど収入がなく、1日勤務しても収入がゼロという場合もあります。

また、競合店が多数ある場所では値下げ競争のあおりを受けることが多く、施術量は多くても、受け取る金額が少ない場合があるようです。

セラピストの正社員以外の給料・年収

派遣社員

派遣社員の求人は、セラピストの仕事ではあまり多くありません。

しかし、一部の派遣会社ではセラピストの求人も扱っており、セラピストが常勤していない施設へのスタッフ派遣を行うことがあるようです。

派遣の時給は実力や経験に応じて変わってきますが、そこまで高い収入を得るのは難しいかもしれません。

実力に自信があれば、完全歩合制のサロンに所属するか、独立の道を考えるほうが稼げる可能性があります。

アルバイト・パート

アルバイト・パートとして働けるサロンもあります。

未経験者でもスタートしやすいこと、また結婚後や育児中の女性などで、フルタイム勤務は難しい場合にも働きやすいのが、アルバイト・パートのメリットといえます。

時給はそこまで高くなく、各地域の最低賃金ほどからのスタートになる場合も珍しくないようです。

ただし、実力や経験がつけば昇給する可能性がありますし、正社員へのステップアップや独立する道もあります。

フリーランス

フリーランスになると、いろいろなサロンと業務委託契約を結んで施術を行うことができます。

企業などから依頼を受けて、出張セラピーを行うようなこともできます。

自分のライフスタイルに応じて、好きな時間に、好きな場所で働きやすいことがフリーランスの魅力です。

案件ごとに手に入れることができる(報酬)も、基本的には自分で決定できるため、やりようによっては固定給で働く人よりもたくさんの収入を得られます。

独立・開業

最近はサロンなどである程度の技術を身につけた後、自宅で個人開業をするセラピストも増えてきました。

また、普段は店舗に勤務していながら、週に数日は自宅で開業しているなど、いろいろなスタイルで働くセラピストがいます。

宣伝の仕方にもよりますが、自宅での施術は店舗で働くよりも時間的な束縛がないので、既婚者のセラピストには人気のスタイルです。

セラピストの働き方の種類・雇用形態

セラピストが収入を上げるためには?

セラピストは実力や経験が問われる専門性の高い職業なので、収入アップのためにはスキルを磨いていくことが重要です。

それと同時に、お客さまの心を惹きつける人間的な魅力や、内面から出てくる美しさを持っていることも大事な要素となります。

たくさんのお客さまから支持され、指名を受けられるようになれば、自然と収入はアップします。

人気セラピストになれば、完全歩合制の職場で働くか、フリーランスもしくは独立・開業して大きく稼いでいくことも夢ではありません。

しかし、美容業界の競争も厳しいので、決して甘い道ではないことは覚悟しておく必要があるでしょう。