スタイリストの1日

スタイリストは雑誌やテレビの撮影など、日々さまざまな現場を駆け回って仕事をしています。

その日によって勤務時間や仕事内容も異なるものですが、ここでは、スタイリストのある1日の流れを2通りのパターンに分けて紹介します。

ファッション雑誌の特集ページの撮影

9:00 スタジオ入り

アシスタントと共に、今回雑誌で使用する衣装を車から出し、スタジオのハンガーラックへかけます。その後、全ての衣装がきちんとあるか念入りに確認します。

9:30 打ち合わせ

出版社の編集者、カメラマン等が集まり打ち合わせをします。コンセプトやイメージを伝え合い、撮影にあたっての最終確認を行います。

10:30 モデル、ヘアメイクスタジオ入り

モデルに衣装を合わせ、ヘアメイク専門のスタッフがモデルにヘアメイクを施し、きちんとイメージ通りに仕上がっているか全体像を最終確認します。

11:30 撮影本番

いよいよ撮影スタート。撮影中も、モデルが着用する服にヨレやホコリがあれば、アシスタントに指示し、都度直します。カットごとに衣装を変えるため、めまぐるしく時間が過ぎていきます。

14:00 昼食

撮影が一段落したところで休憩です。スタジオの近所の定食屋から弁当を配達してもらいます。カメラマンたちと一緒に、先ほどの撮影の様子や次の撮影の打ち合わせも兼ねながら食べます。

15:00 撮影本番

後半の撮影スタートです。現場の緊張感もほぐれてきたため、スムーズに進みます。その間もスタイリストはモデルの衣装を常に気遣い、現場の状況に合わせて柔軟に対応します。

18:00 撮影終了

無事に撮影が終わりました。リースした衣装は返却しなければならないため、シワにならないよう丁寧に片付けます。

19:00 画像チェック

カメラマン、ヘアメイク、出版社の担当者と共に、パソコンに取り込んだ撮影画像をチェックし、雑誌に使用可能な写真を選定します。

20:00 終了

スタジオから出て、別件の仕事の打ち合わせに行きます。リースした衣装はアシスタントに返却に行ってもらいます。この日、全ての仕事が終わったのは深夜でした。

地方ロケに出るドラマ撮影

6:00 出勤

制作会社から事前に決められた集合場所に行き、あらかじめストックしておいた衣装をラックごと、ロケバスに詰め込みます。

7:00 移動

制作会社、ヘアメイク、カメラマンたちと一緒にロケバスに乗り込み移動します。

8:00 現場到着

今回のロケ地は地方の学校です。現場に着いたら車からラックごとおろし、衣装部屋となる教室に衣装を入れていきます。

9:00 俳優到着

最初のシーンのための衣装を着せ、ヘアメイクの担当スタッフと一緒にキャラクターを創り上げていきます。

10:00 女優到着

俳優がシーンを撮っている最中に、女優の衣装も合わせていきます。

11:00 撮影の立ち合い

シーン撮影中、衣装に付いたゴミが気になればガムテープ等でとったり、ヨレを微調整します。

12:30 昼食

ディレクターの指示に従い、弁当をもらいます。食べながら次のシーンについて打ち合わせをします。

12:40 午後のロケスタート

次のシーンは移動して行うため、ロケバスにラックごと衣装をのせ、朝と同じメンバーで移動します。

15:30 到着

新しいロケ地でラックを衣装部屋に持っていきます。

16:00 俳優・女優到着

次のシーンに出演する俳優と女優が到着後、シーンに合わせた衣装を着せていきます。

18:00 移動

さらに移動して撮影が行われます。ロケバスで同じように移動しますが、そろそろ疲労も溜まってくるため、ミスのないように緊張感を持って進めます。

19:00 撮影再開

日が落ちて気温が下がってきました。女優と俳優が気持ちよく演技できるよう、待ち時間の間にダウンコートを着せてあげます。常に周囲の様子に気を配ることも大事な役目です。

20:00 撮影終了

ほぼ予定通りのスケジュールで撮影が終わりました。使った衣装を元通りの状態でラックにかけ、明日の予定をスタッフ全員で打ち合わせ、解散です。

21:00 ホテルへ

翌日も早朝から同じ場所でロケがあるため、ホテルに滞在します。衣装の最終確認をして、ゆっくり体を休めます。

仕事体験談