スタイリストの志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?

スタイリストを目指すきっかけで多いものは?

スタイリストの志望動機として最も代表的なものは、「ファッションに興味が湧き、自分で雑誌を読んだり研究したりしていくうちに、一生の仕事にしたいと思った」といったことです。

オシャレに興味を持ちやすい女性はもちろん、男性でもトレンドに敏感であったり、服好きの姉や妹の影響を受けたりしてこの世界に興味を持つ人もいます。

また、芸術性の高い舞台作品やミュージシャンのプロモーションビデオなどに刺激を受け、ファッションで夢の世界を表現してみたいという想いから、スタイリストを志す人もいます。

スタイリストになれば、寝ても覚めてもファッションのことを考え続ける日々が続きます。

ただ「ファッションが好き」という気持ちだけでなく、心の奥底から湧き上がってくる何かがあることは、一流のスタイリストになるうえでも非常に重要です。

スタイリストの志望動機の考え方

ファッションが好きだという情熱からスタイリストを目指す人は多いです。

しかし、いくらファッションが好きであっても、自分で服を選んだり買ったりして自己満足的に喜んでいるレベルでは、スタイリストとして仕事を続けていくのは難しいといえます。

ファッションを通して人に感動を与えたり、人を美しく見せたりすることがスタイリストの役目。

そのため、第一線で活躍するスタイリストたちも、根底では「人のために何かをしたい!」という熱い気持ちを持っています。

ただファッション好きであるだけでなく、自分が得意とするファッションの分野で、世の中の人々に何かを伝えたい。

そういった表現者としての心意気も、志望動機につながっていくでしょう。

いざ仕事を始めると、繰り返しの作業や事務仕事など、地味な面も嫌というほど見えるはずです。

しかし、ファッションへの情熱と、それを通じて人をキレイにしたい、感動を与えたいという気持ちがあれば、厳しい下積み時代も必ず乗り越えていけるはずです。

スタイリストの志望動機の例文

アシスタント経験がある場合の志望動機

「専門学校のスタイリスト科を卒業した後、都内のスタイリスト事務所で約2年間アシスタントを務めてまいりました。

実際に現場へ出ると、学校で学んだ知識だけでは通用しないことを強く実感しました。

アシスタントとして、スタイリングの技術を得ただけでなく、周囲のスタッフやお客さまに対する気遣い、いただいた仕事を完遂するための責任感や体調管理の方法などを学びました。

これらの経験を生かし、スタイリストとして多くのお客さまに喜んでもらいたいと思い、貴社を志望しています。」

協調性をアピールする志望動機

「服飾の専門学校に通いながら、アパレル販売のアルバイトをしていました。

3年間の勤務ではトレンドやコーディネートを学んだだけでなく、お客さまやスタッフとのコミュニケーションの大切さを実感しました。

何気ない会話からお客さまに似合うスタイリングをご提案したり、スタッフへも自分から積極的に挨拶したりすることで、売り上げや気持ちのよい職場づくりに繋げていきました。

現場の潤滑油となれるようなスタイリストを目指し、貴社の一助となるよう努めたいと思います。」

パーソナルスタイリストを目指す場合

百貨店のアパレル店舗で2年間販売員として勤務していました。

接客を経験するなかで、自分に似合う洋服選びが難しいと感じているお客さまが多いことに気付きました。

こうしたお客さまの悩みを解決するための力になりたいと思い、独学で色彩検定、パーソナルスタイリストの資格を取得し、よりご要望に沿ったご提案をするよう努めてまいりました。

一人のお客さまに対し、ヒアリングからお買い物まで一貫したご対応をされている貴社の心がけに共感しています。

貴社に採用いただいた際には、パーソナルスタイリストとして丁寧なお仕事をご提供できるよう精進してまいります。」

スタイリストの面接で聞かれること・注意点

スタイリストの面接では、志望動機や自己PR、自分の長所・短所といった一般的な質問は基本的にされると考えておきましょう。

加えて、スタイリストという職業を理解しているか、仕事に対する熱意はあるか、チームで何かを成し遂げた経験などもよく聞かれます。

スタイリストの現場は体力的にも精神的にも厳しいことが多いので、とくに未経験の場合はスキルや資格よりも、気力や体力、協調性の有無が重視されます。

スタイリスト事務所ではなく、フリーのスタイリストのアシスタントに応募する場合は、人間性が合うかどうかに最も重点が置かれます。

たばこを吸うか、好きなフォトグラファーは誰かなど、そのスタイリスト独自の視点から質問されることも多いです。

また、やはりファッションセンスも見られているので、面接という場にふさわしく清潔感があり、なおかつオリジナリティを感じさせる服装で臨むのがよいでしょう。

スタイリストの自己PRのポイント

スタイリストの自己PRにおいて面接官が必ず見るといっても過言ではないのが「スタイリストの仕事が好きだ」という情熱です。

スタイリストやそのアシスタントになればいろいろな現場を経験することになり、たくさんの人とも関わります。

嬉しいことも多い反面、ほとんど徹夜で働いたり、お客さまから理不尽なことを言われたりなど、厳しいことからも目を背けられないのがスタイリストという仕事です。

「ファッションが大好き」だというだけではもの足りず、スタイリストとしての仕事に対する熱意と向上心を持ち続けることができるかどうかが大切です。

たとえば、誰にでもお気に入りのブランドやショップがあるものですが、スタイリストは好き嫌いに関わらず、さまざまなブランドに詳しくなければなりません。

そのため、ファッションを広い視野を持って捉えることができ、その流行や最新情報まで常にキャッチアップしようとするような人であることが望ましいといえます。

スタイリストの履歴書で気をつけるべきことは?

スタイリストの履歴書では、丁寧な字で書く、誤字や脱字に気をつけるなどの基本的な注意点は必ず守りましょう。

志望動機を書く際は、ファッションが好きだから、経験が生かせるからといった自身のアピールだけでなく、なぜその事務所やスタイリストを選んだのか、ほかの事務所などとの違いなどを説明すると説得力が増します。

経験者の場合は、履歴書の職務経歴欄だけでなく、ポートレートなどの作品があれば一緒に提出するとよいでしょう。

実際にスタイリングを担当したモデルなど写真などを添えると実績やスキルが可視化され、面接官の印象にも残ります。