スポーツトレーナーの勤務時間と休日

休日はあって無きがごとし

スポーツトレーナーの勤務時間と休日は、契約するチームによって違ってきます。もちろん1日8時間労働で週休1日か、2日が原則ですが、週末に試合があることが多いので、シーズン中の土曜、日曜はまず休めません。

また、突発的な出来事や大きな大会があれば、チーム事情に応じてスケジュールが左右されます。そのため、スポーツトレーナーの勤務時間や休日は、あって無いようなものといわれています。

たとえば、練習や試合で主力選手が大きなケガや故障をすれば、ほとんど付きっきりで面倒をみます。チーム全体がてんやわんやの騒ぎになりますので、「勤務時間が長い」とか、「休日がなくなった」とは言っていられません。

最優先されるのは主力選手の一日も早い復帰で、その中心となって動くべきスポーツトレーナーの勤務時間や休日はあって無いようなものです。

大きな大会が近づくと、頼ってくる選手が増える

大きな大会が近づいたり、優勝争いの最中のときは、特にスポーツトレーナーは多忙になります。選手もナーバスになっており、普段なら気にしないような体の違和感や痛みでも訴えてきます。

重要な試合が迫っていれば、そうした選手にひと通り対応しなければなりません。時間がいくらあっても、足りなくなります。

しかし、主力選手の故障や大きな大会以上に、スポーツトレーナーにとって大変な時期があります。それは、キャンプや合宿の期間です。

キャンプや合宿中は、休日なしの24時間営業

キャンプや合宿では、一日の練習時間が長いうえに、練習で選手を追い込みますので、ケガや故障をしたり、疲れを訴える選手が急増します。しかも、選手と同じ宿舎に泊っていることから、選手が深夜まで次々とやってきます。

さらに、シーズン前のキャンプや合宿の段階では、レギュラーと補欠の区別がなく、誰もがレギュラーを目指しています。そのため、選手によって対応に差をつけることもできません。

多くの選手に平等に対応していると、スポーツトレーナーまでクタクタに疲れます。

キャンプや合宿で体重が減ったという人が少なくないほどで、キャンプや合宿中のスポーツトレーナーは「休日なし、24時間営業」ということも珍しくありません。

自分のことよりも選手のことを第一に考えられる人でないと、務まらない職業と言えるかもしれません。