日本スポーツ協会公認のアスレティックトレーナー資格とは

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日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー資格とは

現在、日本にはアスレティックトレーナーの国家資格はありませんが、何種類かの民間資格が存在します。

そのなかで日本スポーツ協会が設けているアスレティックトレーナーの資格が、「日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー資格」です。

これは「ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会」の認定する「認定アスレチック・トレーナー資格」とともに、国内では最も有名な資格となっています。

※なお「日本スポーツ協会」は、かつては「日本体育協会」という名称でしたが、2018年4月1日付で組織名称が現在のものに変わっています。

日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー資格の取得方法

「日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー資格」を取得する方法は、主に2つあります。

一つは日本スポーツ協会が認定する大学や専門学校で学ぶ方法、もう一つは日本スポーツ協会が開催しているアスレティックトレーナー養成講習会を受講する方法です。

アスレティックトレーナーを目指す人が資格を取得する方法

日本スポーツ協会が開催するアスレティックトレーナー養成講習会を受講するには、アスレティックトレーナーとしての現場での実績が求められます。

そのため、これからアスレティックトレーナーを目指す人が養成講習会を受講するのは現実的ではありません。

まだ実績のない段階で日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得するには、まず日本スポーツ協会認定の大学や専門学校(適応コース承認校)で学ぶ必要があります。

適応コース承認校で指定されたカリキュラムの単位を取得すれば、講習や一部の試験が免除され、検定試験を受けられます。

日本スポーツ協会が認定している「適応コース認定校」は、北海道から九州まで全国各地にあります。

すでに現場での実績がある人が資格を取得する方法

すでにアスレティックトレーナーとして活動実績がある人は、日本スポーツ協会の養成講習会を受講できる可能性があります。

受講するには、各都道府県の体育協会や、日本テニス協会、日本陸上連盟といった加盟競技団体の推薦を受ける必要があります。

推薦を受けられるのは、満20歳以上で、アスレティックトレーナーとして国体や国際大会に出場する選手を担当するなどの活動実績がある人です。

養成講習会ではまず、「スポーツと法」、「スポーツ組織の運営と事業」といった基礎知識を自宅学習を含めて計150時間学びます。

さらに、「スポーツ科学」、「運動器の解剖と機能」、「スポーツ外傷・障害の基礎知識」、「健康管理とスポーツ医学」、「予防とコンディショニング」といった専門科目を自宅学習を含めて計600時間学びます。

日本スポーツ協会の養成講習会の受講料は、約9万円(令和2年度)です。

検定試験の内容と合格率

日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの検定試験では、筆記試験と総合実技試験が行われます。

筆記試験では、アスレティックトレーナーとして活動していくうえで必要な専門知識が問われます。

筆記試験の合格者のみ受験することができる総合実技試験では、急性期、アスレティックリハビリテーション初期、後期の3つのカテゴリーに分けて、試験官との質疑応答やテーピングなどの実技を行います。

検定試験の合格率は10%以下といわれており、令和2年10月時点で4,331名が公認アスレティックトレーナーとして認定されています。

資格を取得すれば必ず仕事ができるわけではない

日本国内でアスレティックトレーナーとして活動する場合、必ずこの資格を取得しなければいけないわけではありません。

逆にいえば、この資格を取得したからといってすぐにアスレティックトレーナーとして仕事ができるという保証もありません。

日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得することはアスレティックトレーナーとして活動していく上で有効ですが、それ以上に現場での実力と経験、ネットワークなどが重要です。