心理カウンセラーの資格の種類

心理系の資格はたくさんある

心理カウンセラーといっても、実際には学校、病院、企業などさまざまな場所で活躍する人がおり、働く場所などによって肩書きも異なっています。

心理系の資格はたくさんありますが、そのほとんどが民間資格となっており、現在のところ国家資格はありません。そのため、関連する資格がなくても専門知識を持っていれば仕事ができることもあります。

しかしながら、一部の職場においては特定の資格を持っていることを採用条件として掲げていたり、資格を取得することで仕事に生かせることもあります。

ここでは、数ある心理カウンセラーの資格のうち、代表的なものを紹介します。

臨床心理士

心理系の資格の中では最も専門性が高く、権威あるものとして認知されています。

取得のためには大学院を修了したうえで試験に合格する必要があるため、取得も簡単ではありません。

臨床心理士の仕事

公的機関の心理職や学校で働くスクールカウンセラーになるには、臨床心理士の資格が必要とされることが多いです。

スクールカウンセラーの仕事

他の職場でも、この資格を持っていれば有利になることも多いといわれています。

産業カウンセラー

「社団法人日本産業カウンセラー協会」が認定する資格です。資格試験の受験資格として、大学で心理学について学ぶか、20歳になってからのカウンセリング業務や人事労務における一定以上の実務経験が求められます。

とくに企業内の相談室などで働くカウンセラーを目指す場合に生かせる資格です。

産業カウンセラーの仕事

認定心理カウンセラー

「日本カウンセリング普及協会」が認定する資格です。

資格には2級と1級があり、試験の受験資格として18歳以上であることと、2級は大学の心理学部を、1級は心理学の大学院を出ているか、それぞれ協会が指定する養成講座を修了している必要があります。

心理相談員

「特別民間法人中央労働災害防止協会」が認定する資格です。この資格は認定試験が行われておらず、協会が開催している研修を受講することで取得できます。

ただし、受講資格として、心理系や社会福祉系、保健系の大学の学科を卒業している、保健師の資格を取得している、看護師資格を持ったうえで健康に関する相談を受けた経験が1年以上あるなどが掲げられており、そのうちのいずれかを満たす必要があります。

その他

上記以外にも、以下のような心理系の民間資格があります。

・認定カウンセラー(日本カウンセリング学会)
・学校心理士(学校心理士認定運営機構)
・ひきこもり支援相談士(ひきこもり支援相談士認定協議会)
・精神対話士(メンタルケア協会)