心理カウンセラーのつらいこと・大変なこと・苦労

心理カウンセラーのつらいこと・大変なこと

勉強に終わりはなし

たとえ心理カウンセラーになったとしても、そこで勉強は終わりではありません。

心理学や精神分析は経験から学ぶことが多く、仕事のたびに新たな発見があるものです。

そのため、この仕事を続けていく限り、一生勉強のつもりで学び続けなくてはなりません。

すでに心理カウンセラーとして活躍する人たちも、忙しい日々の合間をぬって研修会に参加したり、「スーパービジョン」といわれる先輩カウンセラーによる指導・アドバイスを受けて、成長を目指しています。

勉強熱心でなくては、この仕事はとても務まりません。そして現状に満足せず、いつまでも自分を磨き続ける姿勢が求められます。

クライアントの抱える問題はさまざま

心理カウンセラーは、毎日さまざまなクライアントと接します。

一人ひとり抱える心の問題は異なりますし、「こうすれば確実に解決できる」といったマニュアル通りの仕事ではないところは、この仕事の大変なところだといえるでしょう。

心理カウンセラーはいつでも知識と経験から得たものをフル活用して、目の前のクライアントの問題解決を手助けしていかなくてはならないのです。

また、同じクライアントでも心の状態は日によって少しずつ変化していくからこそ、心理カウンセラーは常に柔軟な姿勢で、クライアントのあるがままの状態を受け入れなくてはなりません。

思うように成果が上がらないときも、根気強く相手と向き合わなくてはならないという点は、この仕事ならではの大変な一面です。

心理カウンセラーの悩み

心理カウンセラーならではの悩みや職業病としては、あらゆる人を分析したくなるクセがついてしまうことです。

クライアントとのカウンセリングの際には、相手の発する言葉そのものはもちろん、身振りや表情などまで細かな変化も見逃さず、クライアントがどのような状態にあるのかを観察しています。

仕事であれば、そのような観察力はおおいに生かせるのですが、それがプライベートでも出てしまい、身内や友人など近しい人のこともつい分析してしまいそうになることがあります。

観察・分析していることが相手に伝わってしまうと、少々不快に感じられてしまうことがあるかもしれません。

心理カウンセラーを辞める理由で多いものは?

心理カウンセラーは多岐にわたる場所で活躍することができますが、安定して働ける職場を見つけるのは大変です。

とくに給料や待遇が良い求人はかなりの高倍率になりがちで、どうしても非常勤の形で働かざるを得ないこともあります。

実際、心理カウンセラーとして生計を立てるために、いくつもの職場を掛け持ちして働く人も珍しくありません。

当然、掛け持ちをすればするほど生活は忙しくなりますし、仕事以外の時間を使って勉強もしなくてはなりませんから、経験が浅いうちはほとんどプライベートの時間をとらずに頑張る必要も出てくるでしょう。

しかし、仕事があれば、まだ恵まれているといえるかもしれません。

なかには仕事がない状態が続き、心理カウンセラーという職業を泣く泣く辞めなくてはならない人も少なくないようです。

心理カウンセラーは人気のある仕事ですが、成功するためには努力と苦労を惜しまない気持ちが求められます。