生活相談員になるための学校(大学、専門学校、短大、通信講座)

大学・短大

生活相談員として働くには都道府県ごとに定められている資格要件があり、基本的に「社会福祉士」「精神保健福祉士」「社会福祉主事任用資格」いずれかの資格を得る必要があります。

そのため、まずは福祉系の大学などで専門知識を身につけ、これらの資格取得を目指す流れが一般的となっています。

とくに社会福祉士と精神保健福祉士は国家資格であるため、まずは4年制大学の福祉系学部に進学し、指定の学科やコースで指定科目を学ぶなどのルートを経て、国家試験の受験資格を得る必要があるのです。

社会福祉主事任用資格に関しては、福祉系学部以外に進学していても厚生労働省の指定科目を学んで卒業すれば取得することができます。

指定科目はさまざまなものがあり、たとえば教育学、経済学、法学、心理学など、文系学部であれば一般的に履修できるものも多くなっています。

専門学校

大学でなく、福祉系の専門学校でも社会福祉士の国家試験受験資格を得ることができます。

座学だけでなく介護体験などの実習に力を入れていたりと、より実践に即した講義が行われることが多いようです。

なかには国家試験対策に力を入れている学校もあるなど、カリキュラムにも特色があります。

各学校でどのような資格を取得できるかはほぼ確実に公表されているため、よく確認してから決めましょう。

通信講座

専門学校によっては「通信科」を設置しており、通信教育によって社会福祉士などの国家試験受験資格を得ることもできます。

通信教育であれば基本的にはeラーニングやテキストによる自学を中心に、スクーリングをしながら学んでいくことができます。

なお、民間企業が提供する通信講座のなかには国家試験の受験資格を得るための養成講座ではなく、国家試験対策のための講座もあるため、その違いには注意しましょう。

資格だけで活躍できる仕事ではない

生活指導員には先述したような資格要件が定められていますが、決して資格があればそれだけでバリバリと仕事ができるというわけではありません。

資格は、就職のための第一歩です。介護業界は経験が重視されるため、いざ現場に出てからが勝負といえます。

身近に生活相談員として働いている人がいれば、実際の業務に関する話を聞いてみるのもよいでしょう。