プログラマーの勤務時間・休日

勤務時間と残業

プログラマーのほとんどは、企業に所属する通常のサラリーマンです。したがって、勤務時間に関してはごく一般的な会社員と同様、「9:00〜18:00」くらいの時間帯での8時間労働が基本です。

しかし、この業界において、残業がまったくないプログラマーはほとんどいないといってもいいでしょう。

納期ありきの仕事であるため、スケジュールが押していたリ、プログラムに意図しない不具合があったりした場合には、残業をせざるを得ない状況になります。

また、開発したシステムにトラブルが生じた場合には、夜中に対応をしなければならないこともあります。

残業時間は勤務先やプロジェクトによってだいぶ異なりますが、本当に忙しいときには月に100時間を超えることもあるようです。

休日出勤をすることも

プログラマーの休日は、基本的に土日と祝日、そしてゴールデンウィーク、お盆休み、年末年始といったように一般的なものになっています。

ただし、他の業種と比べると、いくらか休日出勤が多い傾向にはあるようです。

残業のところでも記載した通り、プログラマーは、納期に近づけば近づくほど負荷が高くなります。そのため、納期間近に休日出勤をして、遅れたスケジュールをリカバリするという方法を取ります。

ただし、休日出勤があったとしても福利厚生がしっかりしている企業では、別の平日の日に振替休日として休むことができます。

最近では、プログラマーの労働環境の見直しを積極的に行う企業も増えており、以前よりは残業・休日出勤ともに減少傾向にもあるといわれます。ただし、職場によってだいぶ状況が違うと考えておいたほうがよいでしょう。

フレックス形態が多い傾向

プログラマーは、社外とのやりとりについてはあまり行いません。そのため、勤務形態を「フレックスタイム」にして、業務の効率化や残業時間の消化を図っている企業も多く存在します。

たとえば、納期が月の中旬であった場合、作業負荷はその月の上旬に高くなり、納期が過ぎた下旬には低くなります。

そこで、仕事が減少する下旬に早退するなどして、上旬の残業時間を相殺させ人件費を抑えたいという企業の思惑もあります。

このような理由から、フレックス制を積極的に導入しようとする企業が多いようです。

また、フレックスでは「コアタイム」と呼ばれる「○○時〜○○時までは必ず勤務しないといけない時間」という規則があることが一般的です。

しかし、そのコアタイムさえない「スーパーフレックス」と呼ばれる勤務形態も存在します。

たとえば、1日実働8時間の企業で勤めている場合、ある日に残業を8時間をすれば、その分翌日は1日休めるというようなことも可能になります。

時間を自由に使いたい人には魅力的なシステムとなっています。

年俸制の勤務

最近、プログラマーのなかには「年俸制」で給料を得ている人も増えているようです。このような場合、勤務時間や労働時間、さらには休日といった概念はありません。

「依頼された成果物を納品すればよい」という考えのため、納期までに成果物が上がってくれば、夜中に労働しようが、月の半分は休んで残りの半分で一点集中して働くという形も取れます。

ただし、こちらはまだまだ発展途上の勤務形態のため、実例は少ないのが現状です。また、いくら年俸制といっても契約内容は人それぞれですので、通常の勤務形態をとる場合もあります。

このように、プログラマーの勤務形態は多様なものになっているため、就職前によく確認しておくとよいでしょう。

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