国会議員の資格、立候補の条件

国会議員に資格あり?

国会議員に資格、学歴、経歴は不要です。ただし、国会議員になるための条件はあります。

衆議院議員の条件は、日本国民で満25歳以上であること、参議院議員は、やはり日本国民で満30歳以上であることです。

基本的に、この条件を満たせば、国会議員になることのできる権利「被選挙権」を手にできます。

注意したいのは、立候補する際、供託金が必要になることです。供託金とは、法務局に一時的に預けるお金で、選挙で一定の得票数を得られなかった場合、没収されます。

供託金は選挙の種類によって異なり、衆議院小選挙区選出議員、参議院選挙区選出議員では、それぞれ300万円、衆議院比例代表、参議院比例代表ではそれぞれ600万円になります。

なお、衆議院小選挙区と衆議院比例代表に重複立候補する場合は、供託金は小選挙区で300万円と比例代表で300万円になります。

学校で学ぶとしたら

国会議員は資格、学歴、経歴不問ですが、職務のまっとうを考えると学んでおいたほうが良い分野はあります。

主な仕事が、法律をつくったり、予算や条約などを審議することですから、法学(法律学)や政治学を勉強するべきでしょう。法律の基礎を知っておけば、法案を検討しやすいはずです。

また、一般に、政治学では、社会の抱える問題を発見し、多様な視点に立って議論して、解決案に至る方法を学習するといわれます。

この方法を身に付けておけば、予算や条約を幅広い視野で審議する際、役立つと思われます。

法学は法学部、政治学は社会学部、政治経済学部などで勉強できます。

学校以外で学ぶとしたら

学校で学ぶほかに、政治の現場を体験してみるのもいいでしょう。

体験する方法の一つに、議員インターンシップがあります。議員インターンシップとは、主に高校生以上の学生対象の就業体験制度です。

現役の国会議員、地方議会議員などの事務所で、議員たちの仕事をサポートします。

リアルな政治の場では、どんなことが起き、何が求められるのか。インターンシップに参加すると、その一端を垣間見られます。

議員インターンシップは、NPO法人、政党、政治家主催のものなどがあり、それぞれのホームページなどで参加者を募集しているようです。