国会議員に向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介

国会議員に向いている性格・適性

責任感

国会議員は、国民から選ばれた代表です。

国民の目線を持ち、その自覚とその職責の重要さについてしっかりと理解していなくてはなりません。

政治に対する情熱

国会議員に求められるものの一つに、国や国民の生活をより良くしたいという情熱が挙げられます。

国会議員の仕事は、肉体的、精神的にかなりハードなものです。

少ない睡眠時間も休日返上も日常茶飯事の毎日の中で、国や国民のことを考え、難しい交渉をこなし、重要な決断をしなければなりません。

こうした厳しい日々の力の源になるのが、国の豊かな未来や国民の幸せを願う強い気持ち、すなわち情熱です。

とにかく政治に対する熱い情熱を持ち合わせている人こそ、国会議員への適性があるといえます。

倫理観

国会議員は、国の有り様を決める重要な立場にあります。

大きな力を手にすることになるため、それを特定の存在や自らにとって都合良く使ってはなりません。

近年は議員に対する風当たりが非常に強く、ちょっとした発言や言動が標的となりいわゆる「炎上」する事態になりかねませんし、一度国民の信頼を失ってしまえば失職する可能性もあります。

公正な判断をするには、高い倫理観が必要です。

国会議員になるには

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国会議員に必要なスキル・能力

さまざまな角度から物事を見る

国会議員は、さまざまなことがらが複雑に入り組んだ課題に取り組まなければなりません。

課題の大半は、簡単に答えを導き出せるものではありません。

関係者の対立する利害を調整し、関わる人たちが納得できる解決策に至るには、さまざまな視点でものごとをとらえることが必要です。

またこうした課題について、何が問題で、どうしたら解決できるのか、どうしたらよりよい状態にできるのかということを考え、解決方法や新たな法案・政策案を考える、問題解決能力も必要と考えられます。

コミュニケーション力

コミュニケーション力は、これからの国会議員の必須要件といわれます。

これは、今までの日本の議員が苦手とするところでした。

コミュニケーション力があれば、国際会議などでもこちらの意見を伝えつつ、状況の変化に合わせた対応ができます。

また、国民の望む結果を出すのが難しいときでも、国民に対する分かりやすい状況説明ができれば、国民に納得してもらいやすくなります。

日頃からコミュニケーション力を磨くことで、議員への適性は高まるといえるでしょう。

国会議員に向いていないのはどんな人?

国会議員は、諸外国との交渉も重要な仕事の一部です。

日本国民の代表として、国益を守り、国際社会での日本の立場を考えながら交渉にあたらなければならないため、交渉力だけでなく他国の考えや文化を柔軟に受け入れることも重要です。

また、災害時や非常事態には国や国民の安全を守らなくてはならないため、すべての物事や人に対して、客観的に、かつ冷静に対処できる力がなくては、国会議員としてはつとまらないでしょう。