国会議員のつらいこと、大変なこと、苦労

国会議員のつらいこと・大変なこと

常に人目にさらされる

国会議員になると、周囲の視線が気になるという人が多いです。

一般の人々は国会議員の言動や私生活に敏感ですし、もちろんメディアも注目しています。

万一、議員らしからぬいでたちや行動がネットやメディアで批判的に取り上げられると、議員としてのイメージを大きく傷つけかねません。

世間の注目を集めないために、自分の好みより「議員らしく見える」ことを基準に衣服を選ぶ議員は、珍しくないようです。

また、多くの人と付き合う中では本音と建て前を使い分けなければならず、自由な発言ができない場面も非常に多いです。

のびのびと「自分」を表に出せないことは、国会議員の多くがジレンマを抱えています。

国会活動と地元活動に追われる

国会議員はとにかく忙しい仕事です。

そもそもの議員の仕事といえる法案提出や審議、政策立案、業界関係者や省庁職員などとの情報交換に加え、地元活動まで行わなければなりません。

地元の祭りやイベント、地元企業、業界団体、商店会などの懇親会にまで参加し、合間に支援者へのあいさつ回りを行うといいます。

毎日が分刻みの過密スケジュールとなり、気力・体力が充実していないと議員はできないといわれています。

国会議員の悩み

なるための道は険しい

特に政治基盤のない一般の人が国会議員になるのは、非常に険しい道のりです。

議員秘書や市会議員として務めたり、専門知識を生かし官僚から国会議員になったり、松下政経塾など民間の政治塾で勉強したりなどさまざまな方法がありますが、いずれにしても非常に時間がかかりますし、一筋縄でなれるものではありません。

選挙で当選し続けること

国会議員として働き続ける上では選挙は避けて通れません。

国政選挙には、支援者などのネットワーク作りがかかせませんし、選挙に出馬するには多額の費用と、準備期間、家族の理解なども必要です。

また一度当選しても、次の選挙で当選できるとは限りません。

実績を上げ、支持者に仕事ぶりが認められなければ、落選の恐れも十分にあります。

国会議員は選挙に落選すると同時に職を失うため、一般的なサラリーマン等に比べるとリスクの高い職業であるともいえます。

国会議員を辞める理由で多いものは?

議員にとって最もつらいのは選挙で落選することです。

自らの主張が有権者に届かなかったもどかしさ、これまでの活動をすべて否定されたような悔しさを感じ、精神的にきつい状態を経験する人もいるようです。

しかも議員は、落選と同時に無職・無収入になり、退職金などの保証はありません。

さらに自らの秘書たちの就職先を見つける責任もあります。

選挙で疲れた心身を充分休める間もなく、秘書たちや自分自身の職探しに奔走しなければなりません。

落選に国会議員という職業の不安定さ、ハードさをあらためて感じ、政界を去る元議員は非常に多いですが、一方で、落選を機に政治への強い想いを一層かき立てて、働きながら再出馬、再選した議員も大勢います。