柔道整復師の需要と求人・採用募集状況

活躍の場は次第に広がっている

柔道整復師の活躍の場は年々広がっています。

昔の柔道整復師は、国家資格を取得したばかりの段階では「接骨院」もしくは「病院の整形外科」に勤めることがほとんどでした。

これらの場で何年か働き、経験を積んで独立開業を目指す、という流れが一般的だったのです。

しかし、現在は接骨院や病院の整形外科に限らず、「介護保険関連施設」や「スポーツ・健康関連施設」などでも、柔道整復師の需要が徐々に膨れ上がっています。

高齢化が進む日本。介護保険関連施設で、高齢者の身体機能訓練を行う柔道整復師のニーズが、今後もますます高まることが予想されます。

就職先の見つけ方

柔道整復師として働くには国家資格が必要です。そのため、まずは柔道整復師の養成カリキュラムを置く専門学校や大学に進学し、国家試験を受けなくてはなりません。

しかし、国家資格を取得しても、自動的に就職先が決まるわけではありませんので、就職先を見つけることが必要です。

柔道整復師の募集は、一般的な就職・求人サイト、求人誌などでも見つけられますが、専門学校や大学に向けて、整骨院や病院などから求人情報が直接届くケースも多くなっています。

柔道整復師の学校も学生の就職サポートには力を入れており、卒業の年になると、おのおのの学生の就職希望条件に合わせて、進路面談や就職指導を行っています。

なお、柔道整復師の就職試験は一般の就職試験となんら変わるところはなく、学科試験が行われるところもあれば、「面接だけ」というところもあります。

採用募集は多いが、勤務先によって待遇は大きく異なる

柔道整復師は健康で体力さえあれば、年齢関係なく働ける仕事です。そのため、40代や50代、さらには60代以上で初めて国家資格を取得する人もいます。

人材募集も基本的に年齢制限なく行われており、若手からベテランまで、さまざまなキャリアを持った人が活躍しています。

なお、柔道整復師は「この季節に募集の数が大きく増える」といった季節変動はあまりなく、年間を通して募集が行われることが普通です。

小さな整骨院や病院では、退職などで欠員が出るときに、不定期で募集をかけることもよくあります。

アルバイトや契約社員として働く人もいますが、正社員としての募集もそれなりにあります。

ただし、待遇面は職場によってかなりの差があるのが実情です。将来の独立を目標とし、厳しい環境で修業を積んでいる人も少なくありません。