行政書士は独学で合格できる?

行政書士試験の合格率

行政書士試験の平成28年度の合格率は9.95%と非常に低く、またここ数年の合格率を見ても10%前後を推移しており、合格率の低い試験であることは確かです。

試験に合格した人は、法学部系の大学で勉強していた人、資格スクールや通信教育で勉強した人などさまざまですが、きちんと試験対策をせずに合格をするのはかなり難しいと考えておいたほうがよいでしょう。

独学のメリット

受験者のなかには、行政書士試験を独学で勉強して合格した人もいます。

費用を抑えられる

独学で試験勉強を行うメリットとしては、まず勉強費用を抑えられることが挙げられます。

資格スクールに通う場合や、通信講座を利用する場合にしても、最低でも数万円、高ければ数十万円といった費用がかかります。

それに比べると、独学であればテキスト代など最低限のものだけで良く、気軽に始めやすいでしょう。

最近では、インターネット上で勉強の進め方の情報や問題の解き方などさまざまな情報が公開されているため、それらをうまく活用することも有用でしょう。

自分のペースで勉強しやすい

スクールに通う場合、どうしても決められた日時で勉強をしなくてはなりませんが、独学であれば自分の好きなタイミングで、好きな分だけ勉強を進めることができます。

仕事など他のことをしながら勉強したい人などは、独学で計画的に勉強していく道を選ぶこともあるようです。

独学のデメリット

一方で、独学で試験合格を目指すにあたっては、やはりデメリットも多いようです。

一人で勉強を続ける根気強さが必要

行政書士試験は、法律系資格のなかでは比較的難易度が低く取り組みやすい資格とはいわれますが、実際の合格率を見ても簡単に合格できるわけではありません。

出題範囲が広いため、独学で勉強する場合、自分を律することのできるタイプの人であればいいですが、長時間の勉強に耐えられずなかなか結果に結びつかないというケースもあるでしょう。

スクールでは苦しい試験勉強にチャレンジする仲間を見つけることもでき、それによってモチベーションを維持している人もいるようです。

応用力を強化する難しさ

また、近年では単なる法律の暗記で対応できる問題ばかりでなく、法的理解や思考力を問う問題が増えているため、より法的な基礎力から応用力までを身につける必要があります。

それらを独学で学ぶのはなかなか難しく、長年行政書士試験について研究している資格スクールなどのノウハウを活用することで、より効率的に試験傾向や対策などの情報を得られることができるでしょう。