アイリストへの転職

まずは美容師免許の取得を

かつての美容サロンでは、特別な資格や免許を持っていないスタッフでも、技術さえあればまつ毛のエクステやパーマなどの施術を行っていました。

しかし、まつ毛に関するケアは「目元」という敏感な部分を触るため、薬剤の知識がない人が施術を行ったことで皮膚の炎症が起きたり目が腫れたりするというトラブルが続出し、社会的な問題になりました。

そこで、現在では厚生労働省の通達により、まつ毛に関するケアは「美容師免許を取得した人しか施術できない」と定められています。

そのため、アイリストに転職したいと思う場合はまず、この美容師免許の取得を目指す必要があります。

美容師免許を得るには時間がかかる

美容師免許の取得には、美容師を養成するための専門学校に通い、平均で2年から3年学んだうえで、美容師国家試験に合格しなければいけません。

専門学校に通うのは、高校を卒業したばかりの10代の人が多いですが、昼間の学校のみならず夜間コースや通信コースを置く学校もあります。

こういった種類の学校であれば、社会人として仕事をしながら美容師への転職を目指す20代以上の人も少なくありません。

しかし、仕事をしながら勉強をするのは決して簡単なことではありませんし、お金も時間もかかるため、それなりの覚悟を持って転職を決めることが大切です。

→→美容師の仕事

美容師からの転職は簡単

すでに美容師免許を取得していて、現在「美容師」や「メイクアップアーティスト」として働いているような人にとっては、アイリストへの転職の道は比較的楽なものとなるでしょう。

働きたい美容サロンの就職試験を受けて採用されれば、すぐにでもアイリストとして働くことができます。

アイリストへの転職動機はさまざまですが、「美容師と比べて給料が上がりやすい場合がある」「一人のお客さまに集中して施術ができる」「座って作業ができる」「美容師よりも手荒れの心配がない」などの声がよく聞かれます。

ただし、通常のヘアカットやメイクとは違う、まつ毛のケアに関する専門知識を学ぶ必要があります。

美容専門学校では、どうしても一般的なヘアカットなどのカリキュラムが中心となるため、アイリスト志望者は就職先のサロンでしっかり研修や指導を受けるか、民間のアイリスト養成講座に通うかの努力をしたほうが、即戦力になれるのは間違いないでしょう。

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