アイリストの転職理由・転職状況は?

アイリストが今の職場を辞める理由で多いものは?

アイリストそのものを辞めたい場合

手先が不器用

アイリストはまつげの施術をするため、手先の器用さが求められる仕事です。

不器用であっても、練習を繰り返すことで慣れていき、上手になるといわれています。

しかし、経験の浅いアイリストであれば、細いまつ毛のお客さまの施術に時間がかかったり、すぐにまつ毛エクステがとれてしまったりするなどのクレームが入ることもあります。

先輩や手先の器用な同僚と比較し、不器用な自分には向いていないと退職していく人もいます。

接客が苦手

アイリストは美容師ネイリストほどには施術中の会話はありませんが、カウンセリングを通じ、お客さまの要望をひきだします。

なかには不機嫌そうなお客さまや言葉少ないお客さまもいて、沈黙が続くときもあります。

コミュニケーションがうまくとれず、施術自体は得意でも、自分には接客業は向いていないと判断して辞めていく人もいます。

肉体的な不安

アイリストの職業病ともいえる腰痛や肩こり、眼精疲労を退職理由に挙げる人もいます。

このような人は、若い今はよくても、この仕事を今後も続けていけるだろうかという不安から他の職業へ転職していくケースが多いようです。

また、まつげエクステで使用するグルーにより、アレルギーを発症してしまうアイリストもおり、残念ながらアイリストを辞めざるを得ない人もいます。

アイリストは続けて別の職場に転職する場合

人間関係

アイラッシュサロンは比較的、小規模なところが多く、女性が多い職場です。

そのため職場によっては人間関係があまりよくなく、派閥ができているところもあるようです。

仕事場は1日の半分以上を過ごす場所なので、居心地の良さを求め、別のサロンに転職する人もいます。

オーナーやサロンの経営方針と合わない

安い給料やサービス残業などに悩まされており、労働条件の改善が見込まれない場合、よりよい待遇のサロンに転職する人も多いです。

また、カウンセリング重視、回転率重視など、サロンによって経営方針や特色にも違いがあります。

経験を積み、自分の理想の接客スタイルを求めて、別のサロンに転職する人もいます。

独立・開業

ある程度経験を積んで指名客がつくようになったアイリストは、独立・開業を理由にサロンを退職するケースもあります。

アイリストは、比較的簡単に独立が可能な職業で、はじめから独立を前提にサロンに就職して働いている人も多いです。

アイリストのつらいこと・大変なこと・苦労

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アイリストの転職で気をつけるべきこと

 

同業界へ転職をする場合

アイリストが別のサロンへ転職するときは、現在働いているサロンと比較しながら求人情報を見ていきましょう。

たとえば、給料、労働環境、社員への登用制度の有無、勤務時間などを比較検討してみてください。

そのうえで、サロンの特色が自分に合っているかどうか考えてみましょう。

接客力重視のアットホームなサロンもあれば、回転率重視のサロンもあります。

自分が目指している働き方にあったサロンを選ぶと、働きやすい職場にであえるでしょう。

他業界へ転職をする場合

  
アイリストを辞めたいと思ったとき、辞めたい理由はなにかをじっくり考えましょう。

退職理由が人間関係、給料などであれば、他のサロンへの転職を考えるのも手です。

他業界に転職する場合も、辞めたい理由は次の職場を探すきっかけともなるものです。

また他業界に転職する場合も、アイリストとして磨いた自分の強みを生かす形の転職をすることが大事になってきます。

たとえば、集中力や手先の器用さ、営業力、接客力など、次の仕事にも生かせると思うスキルを意識しながら転職活動をするとよいでしょう。

なお、未経験の他業界へ転職する場合は、若い年齢での転職がプラスになることがほとんどです。

アイリストの仕事を簡単に辞めてしまうのは問題ですが、年齢が上がるほど応募できる求人募集は減る傾向にあるため、今後のライフプランを含め、しっかり向き合いましょう。

アイリストの職務経歴書の書き方のポイント

職務経歴書は、自分が今までの人生でどのような会社やサロンに在籍し、どのような仕事をしてきたかを企業側に示すものです。

アイリストが同業他社へ転職する場合、自分の技術レベル・実績を具体的に記載しましょう。

たとえば、1時間でまつ毛エクステを何本つけることが出来るか、毎月の指名客はどれくらいいたかなどを書くと、企業側へPRできるでしょう。

他業界へ転職する場合も実績を具体的に記載しますが、このとき、今までの経歴や実績と、転職先の共通点を意識して書いていくと、自分の強みをPRできるでしょう。

たとえば営業職を志望する場合、指名客を増やすためにどのような取り組みをしたかを書き、自分のもつ営業力・企画力を企業側に伝えるとよいでしょう。

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アイリストから他の業界への転職はある?

 
アイリストを一度辞めて他の業界に転職する人は多いです。

アイリストは即戦力になれることを重視する業界であり、経験があれば一度現場を離れても再び現場に戻りやすいため、一度アイリストという職種を離れ、他業界を見てみようという人も少なくありません。

アイリストから美容師への転職は、美容師免許を持っているため、比較的スムーズにいくようです。

細かい作業を得意とするアイリストであれば、ネイリストの仕事も苦なく楽しめるという人も多いです。

美容業界であれば、他にはエステティシャン美容部員なども、お客さまの悩みを解決するという点で共通点があります。

ほかにも一般企業の事務職、ブライダル企業での営業やプランナーなど、幅広い業界・業種に転職しているようです。

ただし、業界や業種によっては年齢を重ねれば重ねるほど未経験では転職しにくいものもあるため、業界研究は必要です。

また未経験であれば、最初はアルバイトなどからスタートし、経験積んだうえで、正社員にチャレンジすると採用されやすくなることもあります。

転職先はどのように探したらいい?

アイリストの転職先は、企業HPのほか、求人情報誌やハローワークなどで探すとよいでしょう。

同業への転職の場合は、美容学校時代の友人やアイラッシュスクール時代の知人など横のつながりで、転職先が決まることもあります。

転職先を探すときには、自分の強みは何か、それを次にどう生かせるかを考える必要があります。

初めての転職の場合、職務経歴書の書き方、面接対策など不安になることも多いと思います。

そんな時は、転職エージェントを利用するのもひとつの手です。

転職エージェントを利用すれば、担当者が自分に合う企業を多角的な視点からアドバイスをくれます。

自分では考えてもいなかった、知らなかった業界や業種に気が付くことができるでしょう。

職務経歴書や面接対策もしてくれるほか、面接日程の調整も行ってくれる心強い存在です。

さらに自分では行いにくい給料や雇用条件の交渉も企業側と行ってくれるのもメリットです。