客室乗務員の職業病

自分の身だしなみが気になる

客室乗務員(CA、キャビンアテンダント)には、統一された美しさが求められています。勤務時間中は、髪の毛の長さやまとめ方、カラーリング、ネイル、口紅、アクセサリーに至るまで、細かな規定があります。

毎日こういった規則の中で生活していると、プライベートであっても少しでも身だしなみが崩れてしまったと気付いたら、「まずい!」と思ってしまう瞬間があるようです。

言葉遣いが丁寧になる

客室乗務員は非常に厳しいマナーの研修を受けており、業務上でも実践しています。特に言葉遣いは徹底されており、「かしこまりました」「失礼いたしました」などの言葉が、プライベートでもつい出てしまうようです。

親しい間柄では笑われてしまうかもしれませんが、丁寧な言葉遣いで気分が悪くなる人はいないでしょうから「いい職業病」といえるかもしれません。

また、背筋をピンと伸ばしたり、立ち振る舞いが丁寧になるのも、常に人に見られている意識がある客室乗務員ならではの癖です。個性はさまざまですが、所作が美しくなる人が多いようです。

人の手荷物が気になる

他人の手荷物が気になってしまうのも、客室乗務員の職業病です。

客室乗務員は航空機内で、常にお客さまの手荷物の状態を気にしています。

離着陸の際は前の座席の下に入れてもらうよう呼びかけたり、棚の上にしまったりするため、電車やバスの中でも、ふと「お荷物よろしいですか?」と声をかけてしまいそうになる瞬間があるようです。

肌の乾燥や足腰の痛みに悩まされる

飛行機の機内では、湿度が大幅に下がります。これは、快適な温度を保つために空調を使用するうえで避けられないのですが、その結果、長時間そのような環境にいる客室乗務員は「肌の乾燥」や「目の渇き」などに悩まされてしまいます。

肌が乾燥すれば化粧ノリにも影響が出てしまうため、地上に戻れば積極的にスチームを当てたり、積極的に水分補給をするなどで対処しているようです。

一方、腰痛も避けられない悩みの一つです。お客さまの手荷物を持ち上げて収納したり、機内食サービスのワゴンを運んで立ったりしゃがんだりを繰り返すと、どうしても腰に負担がかかってきます。

また、制服の靴はさほどヒールが高くないものを履きますが、スニーカーで仕事をするというわけにはいかないため、どうしても足腰に負担がかかりやすいのです。