素材メーカー社員になるには

素材メーカーは人気がある

素材メーカー社員として働くには、学校を卒業後、素材メーカーの採用試験を受けて採用される必要があります。

素材メーカーが属する素材業界は、学生の就職先として、商社などと並んで人気がある業界のひとつといわれています。

一般生活者にとって、製品の基となる素材そのものを目にする機会はあまり多くありませんが、業界トップクラスの大手企業は知名度も高く、さまざまな活躍のチャンスがあり、給料や待遇面も安定していることなどから、志望する学生がたくさんいるようです。

とくに、素材のなかでも「鉄鋼」「ガラス」「繊維」などを扱うメーカーは、人気が高くなりがちといわれています。

一流といわれる大学の学生も集まりやすく、狭き門になるかもしれません。

新卒採用の状況

大手素材メーカーでは基本的に毎年新卒採用を行っており、フレッシュな人材を会社に入れて社内活性化を図っています。

そこでは「大卒以上」の学歴が求められることがほとんどで、一部の企業では「高専卒」の人も応募することが可能です。

また、卒業後3年以内くらいであれば、新卒の枠で応募できる企業もあるようです。

企業によって採用の方法や選考フローなどは異なりますが、募集職種は大きく分けると「技術系」と「事務系」に分かれます。

技術系は、研究開発や生産技術開発、製造、エンジニアリング、技術営業・技術サービスといった、「技術」に関する専門性が強く問われてくる仕事です。

そのため、応募資格としても理系学生であることが条件になることが多く、細かな職種ごとに採用枠が定められていることもあります。

一方、事務系の職種としては営業を中心に、購買、企画管理といったものがあります。

また、総務、人事、経理経営企画法務といった、全社にかかわる仕事を担当して会社を支えていく仕事もあります。

事務系は「総合職」として採用されることも多く、その場合はたいてい、入社後に会社の状況や本人の適性なども踏まえて配属先が決定されます。

学歴は重要?

素材メーカーを志望する人は、学歴がどれくらい重要視されるのか気になっているかもしれません。

実際、大手素材メーカーでは何千人、場合によっては万単位の学生が一度に応募するため、まずは「足きり」の意味も込めたエントリーシートによる書類選考が行われるのが一般的です。

そこでは、どうしても難易度の高い大学名ほうが目に留まりやすいという面はあるようです。

しかし、もちろん有名大学に通っていれば必ず採用されるわけではありませんし、学歴関係なく能力や適性があると認められれば合格となる可能性はあります。

とはいえ、学生の人気の高さに対して、採用人数がさほど多くない素材メーカーもあり、学歴が高い学生たちがひしめきあうことになることもあるようです。