社長のやりがい・楽しさ・魅力
社長のやりがい・楽しさ
貴重な経験がたくさんでき、人脈も広がる
社長職を務めるやりがいのひとつは、「社長」という立場だからこそ経験できることがたくさんあるというところです。
たとえ小規模な組織であっても会社のトップに立てるのは限られた人だけです。
経営者としての視点を持って自らビジネスを動かしていくなかで、社員とはまったく異なる刺激を感じられます。
また、社長になると人付き合いの幅も広がっていきます。
他社の社長や重役、あるいは各界の著名人などと出会えるチャンスもあるため、価値観を広げ、より充実した人生を送れるかもしれません。
信用度が増し、社会から認められる
「社長」という肩書きを持っていると、当然、外からも「偉い人」「立場がある人」といった風に見られるようになります。
いち社員よりもずっと大きなプレッシャーや責任がのしかかってくる反面、社会的な信用度が増すと、それが自分の誇りや自信にもつながります。
また、経営がうまくいって利益を多く出せば税金として国に支払う金額も増えますし、社会貢献できる充実感を味わえるはずです。
事業を通じて世の中を豊かにし、さらに社会から認められる存在になるのは、社長として会社経営をしていくやりがいになるでしょう。
自分が生きた証を残すことができる
社長にとって肩書きや地位そのものよりも魅力的なことは、自分の会社を長く安定的に経営していくことで、世の中に自分の生きた証を残すことができる点だといえるでしょう。
「名経営者」といわれるほどの実績を残せば、メディア出演や講演会、書籍の出版などによって、自分の考え方や意思を多くの人に伝えることが可能です。
そして会社の名前だけでなく、社長の名前も後世にもまで語り継がれるようになります。
こうしたことは、いち社員ではなかなか成し得ないことで、社長のポストに就くからこそ得られるやりがいだといえます。
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社長の魅力
社員よりも多くの収入が得られる
社長のすべてが大金持ちというわけではありませんが、それなりに経営が軌道にのれば、社長は一般の人よりも高額な収入を得られます。
上場企業の社長クラスになると、年収1億円を超えることも珍しくありませんし、絵にかいたような豊かな暮らしを送れる可能性が高まっていきます。
現実的には、お金儲けだけを目的に会社経営をするのは非常に難しいことですが、「経営を軌道にのせて稼ぎたい」という意思がモチベーションになり、社長業を頑張れる人もいるでしょう。
出勤日や勤務時間の制約がない
社長や会長など経営に携わる人で「役員」として働く人は、「労働基準法」が適用されません。
つまり、勤務時間や休日、残業時間などの制約がなく、いつ、どれだけ働こうが、どれだけ休もうが、法律上は問題がありません。
だからといって週に5日休むなんていうことは到底不可能ですが、自分でスケジュールを立てて自由に動きやすい面もあります。
企業トップとしての責任や役割をきちんと果たしていれば、ある程度、柔軟な働き方が実現しやすいのは社長の魅力といえるでしょう。