女性の社長

女性の社長はどれくらいいる?

帝国データバンクの調査によれば、2017年4月末時点の女性社長の割合は、企業全体(上場・非上場企業)の7.69%を占めていると発表されています。

年商規模別の調査では、年商5000万円未満の女性社長比率が10.62%となっており、比較的規模の小さな企業で、女性社長の割合が大きくなっていることがわかります。

また、保育所をはじめ、保育、介護、美容、教育といった分野での女性社長比率が高いことも特徴です。

社長というと、まだまだ男性の姿がイメージされることも多いようですが、女性の社長は昔に比べて徐々に増えているようです。

苦労を味わう可能性も

女性の社長といっても、その就任経緯は同族による事業継承のケースもあれば、いち従業員であった人が内部昇格で社長へステップアップしていくケース、あるいはゼロの状態から起業するケースもあり、人によってさまざまな道をたどっています。

実際には、女性の社長の場合は同族継承の割合が高く、起業をするケースはまだまだ少ないようです。

誰よりも大きな責任を背負う覚悟を持っていれば、女性だからといって、社長になることが難しいわけではありません。

しかし、いざ女性が社長になった場合、とくに年配者の間ではまだ「社長=男性」という意識が強く根付いており、信用面で苦労をする可能性もあります。

また、社長になると、社長同士のつながりも生まれてきますが、多くの男性社長に囲まれながら、道を切り開いていくバイタリティや熱意のようなものも必要になるでしょう。

女性の起業や経営を支援する取り組みも

労働人口の減少が進む現代の日本では、女性を含めた多様な人材の活躍が不可欠となっています。

最近では、女性を対象とした起業セミナーやイベント、交流会、女性社長を支援する融資制度なども充実しつつあり、かつてに比べると女性がトップに立って働きやすい環境づくりが整ってきています。

時代のニーズに即したさまざまなサービスが生まれるなかで、女性起業家ならではの発想力や強みが発揮できる機会はさらに増えていくものと思われます。