映像制作会社社員の志望動機と例文・面接で気を付けるべきこと

映像制作会社社員を目指すきっかけで多いものは?

映像制作は、若い世代から人気を集めている職業のひとつです。

クリエイティブな仕事ができることや自分の作品を多くの人に見てもらえるところが魅力的だといわれています。

また、近年ではスマートフォンやタブレットで日常的に動画サイトを閲覧している人も多く、昔に比べて映像に対する親近感を持つ若者が増えてきています。

動画配信を趣味としている人の場合、市販のビデオカメラやパソコンを使って自分で撮影や編集を楽しんでいるというケースも。

こうしたことがきっかけで映像制作の仕事に興味を持つこともあるようです。

この他には「テレビコマーシャルが好き」「映画サークルで映画の魅力を知った」など、映像作品を愛する気持ちが就職のきっかけになることもあります。

映像制作会社の志望動機の考え方

映像制作会社というと「華やかな業界で働ける」というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、実際はそうとも限りません。

映像業界は、クリエイティブな仕事ができる一方で、その仕事のハードさや不規則さでよく知られている業界でもあります。

納品直前になると深夜残業が続きますし、ときには休日返上で働くこともあります。

せっかく入社できたというのに一年もしないうちに退社してしまう人が決して少なくないのです。

こうした理由から、映像制作会社の面接では「この人は長く働き続けてくれるだろうか」ということを入念にチェックすることがあります。

どこの企業も熱意と根気のある人材を欲しがっています。

志望動機を具体的に語りながら自分の意欲の高さをしっかりアピールできるとよいでしょう。

映像制作会社社員の志望動機の例文

それでは、映像制作の仕事への志望動機を述べる例文をご紹介します。

脚本の仕事

「私は子どもの頃からテレビを見ることが大好きでした。

ドラマやアニメ、ドキュメンタリーなどさまざまな番組を見てきましたが、特に好きだったのはコマーシャルです。

ほんの数十秒という短い映像の中に、企業や組織の伝えたいメッセージが凝縮されているのがテレビコマーシャルです。

映像と音楽、台詞とナレーションが組み合わされて独自の世界観を作りだすことができる、非常に奥が深い映像作品だと思います。

いつか自分もコマーシャルの脚本を書く仕事がしたい。

その夢を叶えるために、御社で脚本家として働きたいです。」

ディレクターの仕事

「私は芸術大学の美術学科で絵画について学んでいます。

美的なセンスを磨くためにたくさんの芸術作品を鑑賞する中で、映像という表現情報にも興味を持つようになりました。

美しい映像を作るためには、絵の画角や構図、細やかな色味までさまざまなことを計算する必要があります。

こうした計算には、今まで培ってきた美術の知識やスキル、センスを生かすことができると思っています。

自分の経験を最大限に生かして御社でディレクターとして活躍し、見る人の心を掴む美しい映像を作ってみたいです。」

編集の仕事

「私は大学の映画サークルに所属しています。

もともとはカメラマンとして撮影をしたくて入部したのですが、ショートフィルムの自主制作をするなかで映像編集の面白さを知りました。

最近の編集機は、簡単な操作でさまざまな映像の加工をすることができるようになっています。

色の風味を微妙に変えたり、再生のスピードを調整したり、多種多様なテロップをつけたりすることで、映像編集を通してできる演出の幅が広がっているのです。

映像編集を仕事としてやっていきたい。

そんな強い思いを抱くようになったことから、御社の編集の仕事を希望しました。」

映像制作会社社員の面接で聞かれること・注意点

映像制作会社の面接試験では、志望動機や目指している職種について尋ねられます。

職種ごとの採用をしている企業もあるので、自分がどんな仕事をしたいかは採用試験を受ける前から具体的に考えておきましょう。

また、映像制作会社ならではの質問として、一番好きな映像作品について尋ねられることがあります。

映画やコマーシャル、ミュージックビデオなど、どんなジャンルでもかまいません。

誰もが知っている有名作や人気作である必要もありません。

印象に残っている映像作品などについて、その魅力やどうしてそこに惹かれたのかを語れるようにしておきましょう。

好きな作品を語ることは自分の価値観やセンスを知ってもらうことにつながるので、事前に考えをまとめておくことが大切です。

映像制作会社社員の自己PRのポイント

映像制作会社の採用面接では、自分が目指している職種に生かせるような特技や趣味をアピールするとよいでしょう。

たとえばカメラマンであれば、カメラが趣味であることや写真コンテストの受賞歴があること。

編集であれば、動画配信の経験や映像編集のバイトの実績があること。

ディレクターであれば絵画や音楽を習っていたことなどです。

映像コンクールやコンテストに参加したことがある人は、その経験もぜひ自己PRにつなげましょう。

映像制作会社の社員の場合、学歴や資格の有無よりもクリエイティブな能力があるかどうかを重視される傾向があります。

さらに映像制作に対する情熱や意欲、周囲の人間とチームで仕事ができるかどうかの人間性なども見られます。

こうしたことを踏まえて自己PRをすることが大切です。

映像制作会社社員の履歴書で気をつけるべきことは?

映像制作会社社員の採用試験では、履歴書は特に重視しないというケースも多いようです。

たとえ難関大学を卒業していても、チームで仕事ができるコミュニケーション能力がなければ仕事が成立しません。

同様に、たとえ難関資格を所持していても、クリエイティブな能力がなければ素晴らしい映像は作れません。

こうしたことから履歴書に書いてある立派な学歴や資格よりも、才能や人柄重視で採用を決める企業も多いのが実情です。

「自分は高卒だから」とか「資格を何も持っていないから」という理由で就職を諦める必要は全くないのです。

履歴書には書ける内容だけを書く。

そしてエントリーシートで志望動機を具体的に書き、面接でしっかり自己PRできれば問題ないでしょう。