映像制作会社社員のつらいこと、大変なこと、苦労

ハードな生活になることも

映像制作会社社員に限らず、マスコミや広告業界など映像に携わる業界全体の特徴ではありますが、大きな案件を抱えているときには不規則な生活になるのが当たり前だといわれています。

クリエイティブな仕事なのでアイディアが浮かばなかったりチーム全体の意見がまとまらなかったりすると企画の段階で時間をとられてしまいますし、制作を始めてからもトラブルがあって予定通りに進まないということが多々あるのです。

フレックス制の働き方を導入している企業も多いとはいえ、ある程度の休日出勤や突発的な残業はやむを得ないと考えておいたほうがよいでしょう。

また、納品前には何日も家に帰ることができない、食事をゆっくりとることができない、お風呂に入れずシャワーだけで済ませる、というケースも珍しくありません。

ある程度は体力に自信がある人でなければ乗り越えられない仕事です。

チームの中で板挟みになることも

映像制作会社の社員が制作に携わる映像というのは、多くの場合、テレビ局や広告会社、クライアントとなる企業や公的な団体などから依頼を受けて制作をしています。

「自分のセンスを生かして素晴らしい映像を作りたい」という夢を抱いて仕事に向かう人が多いですが、実際には、視聴ターゲットや企画のコンセプト、予算や制作のスパンに関しては発注する側が決定するものなので、映像制作会社の社員にとっては思い通りにできないジレンマを抱えることも多いようです。

クライアントのオーダーと自分の作りたい映像作品の間に温度差があるときには、完成するまでずっと辛い思いをすることになります。

また、個性的なスタッフが集まるだけに、お互いの意見が衝突してしまうことも決して珍しくありません。

さまざまな立場の人の間で板挟みになっても上手く立ち回れる人のほうが向いている仕事といえるでしょう。

芸術的なセンスや映像制作への意欲だけで続けていけるものではなく、高いコミュニケーションが必須とされています。