特別支援学校(養護学校)教諭の苦労 (体験談)

特別支援学校の教師の苦労といいますと、対応が難しい生徒の支援です。対応が難しい生徒というのは、コミュニケーションが取りにくい生徒や多動性の生徒、人に危害を加える生徒などです。

これらの生徒は、養護学校だけでなく、盲学校や聾学校でも見かけます。障害というのは、ひとつだけでなく重複している生徒がいるためです。

まず、コミュニケーションがとりにくい生徒というのは、知的障害の重い生徒や脳性麻痺の生徒、それから、難聴の生徒です。相手が何かこちらに伝えようとしているのはわかるのですが、慣れるまでは細かい内容までは読み取ることができません。

難聴の生徒については会話は主に手話を使用します。こちらが手話が理解できないとどうにもなりませんね。手話の難しいところは、読み取りです。それは、相手の手話を読み取ることですが、手話というのは見ている側からすると、左右が逆になっていますので、読み取りにくいのです。

次に、多動性の生徒ですが、この多動性というのは最近増えていまして、簡単にいいますと、じっとしていられない障害です。勉強中でも関係なく歩き回ったり、走り回ったりします。

支持にはなかなか従えませんので、教室を飛び出すことも多くあり、そのたびに追いかけることをします。時々、学校から外に飛び出す生徒もいるので注意が必要ですね。

それから、人に危害を加える生徒ですが、これも障害のためにそうなっている面もあるのですが、そのままにしておくわけにはいきません。

人を引っ掻いたり、叩いたりなどが見られますので、常に監視をしながら、何かしそうな時は事前にストップをかけるようにします。その生徒からずっと離れられないというところが大変ですね。

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