警察官の役割

国民を犯罪や危険から守り、平和な社会を実現する

警察官は、私たちにとっても身近な「交番や駐在所」や「警察署」、もしくは「警察本部」などで働いています。

警察職員の定員が29万3,588人(平成25年度)であることからもわかるように、警察とは非常に大規模な組織です。

もちろん、全員が同じ仕事をしているわけではありません。

一人ひとりが全国の各都道府県で、それぞれ任された任務に当たっていますが、警察組織全体の役目を簡単に挙げるとすると「国民の暮らしや国の安全を守ること」といえます。

すべての警察官は、国民の生命・身体・財産を守り、犯罪を未然に防ぐことによって、平和な社会の実現に向かっておのおのの仕事をまっとうしているのです。

警察組織について

警察組織は大きく2つのタイプに分けることができ、それぞれの役割も異なっています。

警察庁

国の機関として、主に安全に関わる法律づくりや犯罪対策のほか、都道府県警察の指揮監督も行います。

長官官房と5つの局、2つの部からなる内部部局、3つの附属機関が置かれ、また地方機関として7つの管区警察局と2つの警察情報通信部があります。

都道府県警察

都道府県ごとに置かれた警察組織で、日常的に起こる事件や事故の現場に出向いて対応します。

「交番や駐在所」「警察署」「警察本部」はすべてこちらに属しています。

なお、各都道府県には「神奈川県警」といったような警察本部が置かれていますが、東京都のみ、そのことを「警視庁」と呼びます。

地域に根差した都道府県警察

ほとんどの警察官は、都道府県警察に所属して活躍しています。

都道府県警察では地域内で発生した事件や事故への対応を行いますが、そこでは交通取り締まりや犯罪捜査、街のパトロールなど、多岐に渡る仕事を行っています。

もし、複数の都道府県にまたがる犯罪などが起きた場合には、警察庁が指示を出して調整しています。

また、国全体の問題として取り組まなければならない国際テロなどに関しても警察庁が中心に取り組んでおり、警察庁と都道府県警察の役割は明確に分けられています。