「検事」とは

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検察庁に勤務し、事件や犯罪に関する捜査・公判や裁判執行時の指揮監督を行う。

検事とは、法律に違反した人を取り調べ、起訴をするかどうかの判断を下し、事件についての立証を行う仕事です。

検事とは検察官の階級の一つの呼び方で、法務省に所属する国家公務員となります。

検察官は、警察から送検された被疑者の取り調べを行い、起訴をするかどうかを決定します。

起訴の場合には、裁判所にて公判を行い、被告人の弁護士と判決について争います。

検事になるには、まずは司法試験に合格することが必要です。

司法試験合格後、法務省が行う面接試験を受けて合格すると検事となることができますが、司法修習において優秀な成績を修めた人が選ばれると言われています。

検事の採用数は、100名前後で推移していますが、近年女性の比率が高まってきています。

「検事」の仕事紹介

検事の仕事内容

検事は、法律に違反した人を取り調べ、起訴をするかどうかの判断を下し、事件についての立証を行う仕事です。

なお、検事とは検察官の役職名の一つで、法務省に所属する国家公務員となります。

検事が働くのは最高検察庁や高等検察庁、地方検察庁など で、主に捜査・公判や裁判執行時の指揮監督などの仕事に携わっています。

必要があれば、自ら被疑者や参考人を取り調べるなど証拠の収集を行うこともあります。

検事の1日

検事の職場は主に検察庁と法務省ですが、仕事内容も1日の流れも大きく違います。

人材不足も重なり、どちらも場合も勤務時間は長めといってよいでしょう。

検察庁で働く検事はテレビドラマのように実際に事件現場に赴くことは少なく、警察が行った調査資料をもとに、公訴を検討するのがメインとなります。

その前提で被疑者や参考人を取り調べたり、捜査が不十分と考えれば再捜査を警察に求めたりする場合もあります。

公訴となれば被疑者の罪を立証するため、自ら裁判に出向き裁判官に刑罰を求めます。

そうした一連の業務を一人で何件も担当するため、1日の密度が濃いといえるでしょう。

<検察庁で働く検事の1日>
8:30 出勤後は調査資料を読み込み、公判準備を行う。
10:00 本日1回目の取り調べ後、供述調書を作成。
12:00 ランチは立会事務官と近所の飲食店へ。
13:00 午前中に行った取り調べの調査書類を作成。
15:00 午前中とは別事件の取り調べ。
17:00 午前中の事件を起訴する旨の報告し起訴状を作成。
20:00 翌日の取り調べのための調査書類の読み込みと準備を行い帰宅。

検事になるには

検事になるにはいくつかの方法がありますが、代表的なものとしては、まず大学卒業後に法科大学院へ進み、所定の過程を修了することが挙げられます。

法科大学院修了後は司法試験を受け、合格すると約1年の司法修習が受けられます。

その後、検事への任官試験が実施され、そこで採用されることでようやく検事として働くことができます。

検事になる道のりは険しく、かなりの勉強量が必要であるというだけでなく、適性も厳しく判断されます。

検事の給料・年収

検事は国家公務員として定められた給料を受け取りますが、特殊な仕事であることから、一般の公務員とは別の給与体系が設定されています。

高めの給料がもらえ、階級が上がるにつれて給料もアップしていくという特徴がありますが、一方では残業手当が出ないという面もあります。

しかし、ボーナスに加えて住居手当や通勤手当、扶養手当などは用意されており、待遇は充実していますが、勤務地によってはかなりハードな生活となります。

検事の現状と将来性・今後の見通し

犯罪や裁判に関わる検事の生活は、多忙なものとなりがちです。

犯罪の真相究明を目的としているため、限られた時間の中で多くの証拠を集め、正しい結論を導くといった重大な責任を担わなければなりません。

常に時間に追われるストレスの多い仕事ですが、国家公務員であるため、職業としては安定しています。

しかし、任官される人の数は決して多くなく、熱意を持って努力し続ける気持ちが必要です。