FBI捜査官の仕事内容、なるには、資格、給料、求人

FBI捜査官の仕事内容

アメリカ全土を舞台に重大事件を捜査

FBIとは連邦捜査局(Federal Breau of Investigation)の略です。

米国の各州で活動する州警察とは異なり、アメリカ全土が活動の場となります。

本部のワシントンD.Cに加え56の地方局を持ち、規模の大きな事件の捜査にあたります。

その中でFBI捜査官(スペシャルエージェント)は技官などの一般職員と区別され、司法警察職員として重大事件の捜査にあたります。

具体的には、州警察の管轄を超え複数の州にまたがる事件、米国政府の汚職に関わる事件、被害額の大きい銀行強盗などを担当します。

また、テロといった米国の安全保障に関わる事件も重要な捜査対象の一つです。

FBI捜査官の中には人質救出や鑑識といった専門部隊もあります。

FBI捜査官になるには

大卒者の中でも高い能力が求められる

採用は米国の4年制大学を卒業し、2年以上の職務経験を持つ23~36歳の米国市民が対象です。

日本人が市民権を取るには、永住権を取得し5年経っている必要があるなど、高いハードルがあります。

さらに、犯罪歴や薬物の使用履歴などがある場合は応募資格を失ってしまいます。

採用プロセスは書類審査に始まり、面接、ペーパーテスト、体力テストなど9行程からなります。

ペーパーテストは論理的思考力を試すものや性格診断など5種類。

体力テストは腹筋、300メートル走、腕立て伏せ、1.5マイル走が課されます。

晴れて審査を通過した後は、FBIの訓練学校で計33週間、情報収集や銃器の扱い方など実践的なトレーニングを受けることになります。

FBI捜査官の給料・年収

優れた給与体系に加えて手当も充実

FBI捜査官の給料は、米国政府が定める規格に基づいて額が決まります。

初年度の年収は約$48,000。

これは時給換算だと$23.14です。

順調にいけば退職時の年収は約$98,000に達します。

1ドル112円で計算すると、初年度年収は約530万円、退職時は約1097万円となります。

ここに残業代や危険手当のほか、生活調整費と呼ばれる給料も加えられるなど、FBI捜査官は他の公務員に比べ手厚い給与体系となっています。

FBI jobs

FBI捜査官に向いている人、適性

強い使命感と高い思考力、文武両道

危険な任務にあたるFBI捜査官には、米国民と国家の安全のために働くという強い使命感が求められます。

FBIはこれに加えて、捜査官に必要とされる能力として、高い論理的思考力や判断力、柔軟性と適応力、コミュニケーションスキルなどを挙げています。

厳しい任務を遂行するために、心身ともに健康であることも求められます。

採用プロセスに体力テストが含まれるのはこのためです。

採用前には身辺調査を受け、反社会勢力とのつながりがないかもチェックされます。

FBI捜査官の現状と将来性、今後の見通し

待遇は良いが、危険な仕事でもある

FBI捜査官の給料は、米国の他の公務員と比べ手当が充実しているのが特徴です。

不景気によるリストラもないため、給与や雇用の継続という面ではとても安定している職業といえます。

また、厳しい審査を経て採用され、米国の安全のために身を捧げるFBI捜査官は国民から尊敬される職業でもあります。

ただ、テロやそのほか重大事件の捜査は常に危険と隣り合わせです。

FBIはこれまでに、捜査官を含め30人以上の殉職者を出しています。

待遇は良いですがこうしたリスクは十分考慮しなくてはなりません。