警察官になるためにはどんな学校に行けばいい?(大学・専門学校・公務員予備校)

警察官になるために必須の学校はある?

警察官採用試験は、各地方自治体において別々の日程・試験内容で実施され、受験資格においてもばらつきがあります。

学歴を必要としない都道府県警察も珍しくありませんので、警察官になるために必ず行かなければならない学校というものは基本的に存在しません。

ただ、倍率の高い難関試験を突破するには、各区分において実施される筆記試験に対応できる学力を身につける必要もあり、大学や専門学校など、思い描くキャリアに応じてさまざまな進路が考えられます。

以下では、警察官になるために役立つ学校の種類について、それぞれの特徴や注意点を具体的にご紹介します。

警察官になるには

警察官になるための大学

大卒程度の学力が問われるⅠ類試験を受けるなら、大学進学が望ましいでしょう。

ただ、警察官になるために特定の学部・学科を卒業している必要はありませんので、文系・理系問わず、さまざまな選択肢が考えられます。

採用試験で実施される科目を考えれば、法学部や政治経済学部などは多少有利かもしれません。

また、体育大学などに進学し、体力強化に励むといった方法も有効です。

競技種目に関係なく、国体などの全国レベルの大会に出場できれば、採用試験においてプラス評価されるというメリットもあります。

なお、キャリアとよばれる警察庁所属の警察官を目指す場合、警察官採用試験ではなく国家公務員総合職採用試験を受けなければなりませんので、大卒の学歴は必須です。

警察官になるための専門学校

警察官を目指すのに有用な専門学校としては、スポーツ公務員専門学校、法律公務員専門学校、簿記公務員専門学校などが挙げられます。

なかには、警察官採用試験のための特別コースを設けている学校もあり、法律や政策などの授業に加えて、体力トレーニングも併せて実施しています。

明確に警察官への志望が固まっているなら、大学よりもむしろ専門学校に進学したほうがよいかもしれません。

2年制のコースが一般的ですので、大学進学と比較すると費用面が抑えられる、早く働き始められるという点もメリットです。

ただし、地方自治体のなかには、Ⅰ類試験を受けるには大卒以上であることを条件としているケースもありますので、働きたい地域が具体的に定まっているなら、一度受験資格を確認したほうがよいでしょう。

警察官になるためのスクール・通信講座

専門的に対策をしたい学生や、あるいは日中働きながら警察官を目指している人などを対象に、夜間の講座を開いているスクールや、通信講座サービスを提供している企業も多数あります。

受けたい区分や学習の進捗状況に合わせて、自分に合った最適な勉強方法を選択することができるでしょう。

経済的にみても、大学や専門学校よりはるかに安くすむということも大きなメリットです。

警察官採用試験は、ほかの公務員試験と比較すると筆記試験の難易度は高くありませんので、スクールや通信講座などでも十分に合格は可能です。

とくにⅢ類試験については、専門知識が問われることもなく、ほとんど一般常識範囲内からの出題ですので、対面で講師から教わらなくても学習を進めることは難しくないでしょう。