歌手になるには

なるための絶対的な道はない

世の中に数多くある職業の中には、「○○の専門学校を出る」「△△の資格を取る」といったように、決まった道筋を辿りながら目指す必要があるものも存在します。

しかしながら、プロの歌手の場合は「こうすれば必ずなれる」という道は存在しません。

歌や音楽を学ぶためのボーカルスクールや音楽大学、音楽専門学校を出たとしても、プロの歌手としてやっていける人はほんの一握りです。

一方、これらの学校やスクールに一切通わず100%独学であったとしても、類まれなるセンスや強力な運によって、成り上がっていく人もいます。

自分の存在をアピールする

それでも、すべてが「運任せ」というわけではありません。

日々地道に練習をし、努力を続けながらPR活動や人脈形成をしていけば、自分の歌や存在が、音楽業界関係者の目に留まる可能性は高まってきます。

そのため、多くの歌手志望者たちは、のど自慢大会やコンテスト、レコード会社の新人発掘オーディションなどに積極的に出場したり、ライブ活動などで実力や存在をアピールしています。

また、レコード会社や音楽事務所にデモテープを送るという方法もあります。

すぐに聴いてもらえるとは限りませんが、何か光るものがあった場合、後々声をかけてもらえることがあります。

他にも、最近はインターネットの動画サイトを利用して自分の歌を発信したり、インディーズレーベルに所属したりすることで、業界関係者の目に止まり、最終的にプロの歌手としてデビューする人もいます。

また、歌手は女優や俳優、声優などと同じように「自分の声や身体を使って表現する仕事」です。

そのため、最初は演じる側の立場で仕事をし、そこで人気が高まったうえで歌手デビューする人もいます。

高い歌唱力のみならず、人を惹きつけるだけのカリスマ性を持ちあわせていなければ、歌手として長く仕事を続けていくのは非常に難しいといえます。

歌唱力を磨く

いわゆる「ヘタウマ」をうまく個性としてアピールし、人気を集める歌手もいますが、一般的に、歌手として長く続けるにはやはり「歌唱力」や「表現力」が求められます。

そこで、発声方法や歌の抑揚の付け方などを学ぶために、本格的に歌手を目指す人の中には、音楽専門学校に通ったり、ボーカルレッスンを受けたりしている人も珍しくありません。

また、オペラ歌手やシャンソン歌手を目指すために音大の声楽学科に通う人もいます。音大の声楽学科では、ポピュラー音楽とは違う歌い方、口の開け方や声の出し方、音楽に対する深い知識が学べます。

先に挙げた通り、歌手は、専門的な学校に通うことが必ず求められる仕事ではありません。

しかし、多くのライバルから勝ち抜いていくために、技術向上は絶対に必要なこととなります。

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