このサイトは芸者を目指す人のための情報サイトです。

1分でわかる「芸者」

仕事内容
舞踊や音曲、鳴物などを余興で披露し、客をもてなします。余興以外の間はお酌をしながら客とコミュニケーションをとり、さりげなく宴席を進行します。客層は幅広い上、海外の客をもてなす機会も多いため、話題作りのための情報収集や語学力向上のための努力も仕事のうちであるといえます。客の前で芸事を披露する以上、日々の稽古も欠かしません。宴席以外でも日本文化の継承者として各種イベントや小中学校などの教育現場で講師をしたり、芸事を披露したりする機会も増えてきています。海外出張も珍しくありません。観光地を拠点にしている場合、観光大使として各種PR活動を行うこともあります。
なるには
宴席に芸者を派遣し、衣食住の世話などもしてくれる置屋に所属することが芸者への第一歩。原則、自分で希望の置屋に問い合わせをして面接の機会を作ってもらいます。未成年の場合は保護者も面接を行うため、家族の同意は必須です。置屋に所属したら、まずは見習いとしてふさわしい所作や言葉遣い、着付けや化粧などの修得を目指します。芸者を目指すにあたり、特別な学歴は必要ありませんが、年齢制限には注意が必要です。芸者として良いスタートを切るために、日本舞踊、三味線や長唄などは積極的に習うと良いでしょう。
給料
1回の宴席で客が一人の芸者に支払う金額は5万円ほど。そこから置屋がマージンとして「看板料」と諸費用を差し引くと、実際、芸者が手にする収入は時給で2~3千円以上になります。多くの宴席に出られれば月収20~30万円ほどになります。チップも収入の一部であると考えられている場合がほとんどです。見習いの間は無給ですが生活費や諸費用は置屋が負担します。1~2万円程度のお小遣いがもらえる場合もあります。最近では研修中の芸者という扱いをした上で給料を支払う勤務形態もでてきています。着物や髪結い、化粧にかかる費用や稽古にかかる費用が自己負担であることも珍しくありません。
将来性
年々なりてが不足しているのが現状です。結果、求人倍率が高く、門戸が広くなってきています。活躍の場は宴席だけに留まらず、各種イベントで技能指導の講師を務めることも増えてきています。伝統教育の一環として小中学校に出向し、芸事を披露することも。海外で開催される日本関連のイベントにブースを出展したり、ステージで芸事を披露したりする機会も増えてきました。宴席で相手にする客の多くが外国人というのが現状です。そのため、語学力の向上に勤しむ芸者も増えてきています。市場の縮小は否めませんが、日本の伝統芸能の担い手として、全く需要がなくなるということは考えにくいといえます。