管理栄養士の現状と将来性

活躍できるフィールドは広い

現代は「食の大切さ」が見直され、管理栄養士の存在もよく知られるようになってきています。

管理栄養士の仕事といえば、病院での栄養指導や学校・保育園・施設等での食事作りというイメージを持つ人が多いでしょう。

しかし、それ以外でも管理栄養士の活躍の場は広がっており、求められる役割も変化しています。

たとえば、病院ひとつを例にとってみても、治療のための食事作りから、病気を予防するための食生活のあり方の指導(特定保健指導)まで、管理栄養士は幅広く知識を発揮して働くことができます。

このほか、高齢者や疾患を抱える人に向けた宅配食作りや、在宅での栄養指導、小さな子ども向けの食育、また美容関係でもアンチエイジングやダイエットに取り組む人のサポートを行うこともあります。

スポーツの分野で活躍するアスリートにとっても、よりよい身体づくりを行っていくうえで、的確なアドバイスをしてもらえる管理栄養士の存在が欠かせません。

栄養という分野を超えて、医療や福祉、美容、スポーツなど、この先は多岐にわたる領域で活躍する管理栄養士はさらに増えていくでしょう。

フリーで働く管理栄養士の増加

病院や学校などに所属して勤務するのではなく、フリーランスとして働く管理栄養士も増えてきています。

フリーになると、基本的に自分で仕事を見つけなければなりませんが、ブログやFacebookなどのSNSを上手に使うことで、自身の存在や活動内容を世の中に広く知ってもらうことも可能です。

先に挙げた理由などから活躍の幅も広がっているため、やりたいことがあればどんどん新しいことに挑戦できますし、自分次第で道は広がっていきます。

複数の資格が強みに

管理栄養士としてさまざまな道を模索するのであれば、管理栄養士の資格以外にも、関連する複数の資格を持つことが強みになります。

一例を挙げると、「フードコーディネーター」「サプリメントアドバイザー」「ベジタブルマイスター」「健康運動指導士」「公認スポーツ栄養士」「食育アドバイザー」などがあります。

フードコーディネーターの仕事
健康運動指導士の仕事

現代の日本では、食事が日本食(和食)から欧米化(洋食)へと変化するにつれて生活習慣病になる人が増え、さらに共働き家庭が増えたことで、子どもの弧食や個食も問題となっています。

飽食になった今だからこそ、食に関するさまざまな問題が現れ始めています。

つねに問題意識と向上心を持ち、積極的に行動する姿勢が、管理栄養士の活躍の場を広げ、道を切り開くきっかけになるといえるでしょう。