女性の自衛官

女性の自衛官も増えている

自衛隊というと、たくましい男性がたくさん活躍している様子をイメージする人がほとんどでしょう。

しかし、昔と違い、今では多くの女性が自衛隊に入ってきます。

もちろん、職業的な理由から自衛官のほとんどは男性ですが、それでも以前では女性は絶対入らないだろうと思われる職種にも、今では当たり前のように女性が就いています。

同じ自衛隊でも「陸上・海上・航空」それぞれによって女性の比率は異なりますが、最近では全自衛官のうち女性の割合は5%〜6%程度を推移しています。

「思っていたよりも多い」と感じる人もいるのではないでしょうか。

女性の採用倍率は非常に高い

しかしながら、女性が自衛官になるのは簡単なことではありません。

陸上自衛隊の場合ですが、防衛大学ではない一般の募集の場合、女性の倍率は20〜50倍にのぼるといわれています。

男性の場合、ほとんどが問題なく入隊できることを考えたら、とてつもない倍率だということがわかります。

女性で入隊してきた人は、その時点でかなり優秀あるいは適性があると判断されているといえるでしょう。

セキュリティは万全

新隊員の訓練では、女性だからといって男性に比べて軽い物を持ったり、楽なことをしたりということはありません。

男性でも「重い」と思われる物を、当たり前に女性隊員でも持たされます。

訓練に関しては、本当に性別は関係なく行われるため、女性はそれを理解しておく必要があります。

ただし、宿舎に関してはもちろん女性自衛官専用の隊舎になります。

駐屯地内に女性用の隊舎はありますが、男性自衛官が中に入ることはできませんし、怪しいことをすれば即処分となるため、わざわざ近づく男性隊員もいません。

セキュリティとしては万全といっても過言ではなく、安心して生活を送ることができるでしょう。

配属される職種

女性隊員が配属される職種は、会計や補給などの後方支援職種が多いといわれています。普通科などのいわゆる戦闘職種では、ほぼ全員が男性隊員になります。

これは訓練などの際にわざわざ女性用のテントを用意したりすることを考えた場合や有事のことを考えた際に、女性がいると逆に余計な手間や危険が増えてしまうことがあるからでしょう。

また、化学防護隊や、潜水艦といった一部の部隊でも、身体への負担やプライバシー確保等の問題から女性の配置は制限されています。

結婚には困らない?

巷の噂としてよく聞かれるのが、「女性が自衛隊に入ったら結婚相手を見つけやすい」ということです。

実際、自衛隊は男性中心の環境となるため、女性からすれば出会いには困らないといえるでしょう。

また、特殊な任務に対する理解も得やすいことから、自衛官同士がカップルになるケースも比較的多いようです。