アイリストの資格(美容師免許)

「アイリスト」という職業の歴史

「アイリスト」という職業が定着し始めたのは、ここ十年ほどの間のことです。

かつては美容に関する職業と言えば、髪のケアをするスペシャリストである「美容師」や「理容師」、ヘアメイクのスペシャリストである「メイクアップアーティスト」、爪のケアをするスペシャリストである「ネイリスト」などが主流でした。

しかし、近年になって急速に「まつ毛のエクステ」や「まつ毛パーマ」など目元に関するお手入れへの関心が高まったことで、美容サロンでこういった施術メニューが取り入れられるようになったのです。

当時はまつ毛のケアに関しては特に免許や資格の必要性が認識されておらず、見よう見まねで施術を行うスタッフもいました。

ところが、このようなまつ毛ケアの施術によるトラブルが続出し、社会的な問題になりました。

目元という非常に敏感で繊細な部分に薬剤やピンセットを使うため、肌がかぶれたり、まぶたや目に炎症が起きたり…という深刻な健康被害が起きることがわかってきたのです。

「美容師免許」が不可欠に

こうした状況を受けて、厚生労働省は平成20年3月に「まつ毛エクステンションによる危険防止の徹底について」という文書を発表しました。

まつ毛ケアによる健康被害を防ぐために、美容に関するプロの知識と技を持った人しか施術できないことが通達され、国家資格である「美容師免許」を持っていないとまつ毛の施術ができないということが徹底されるようになったのです。

この「美容師免許」は、美容の専門学校で学んだ上で国家試験を受けることで取得することができます。平均的な履修期間は2~3年で、夜間や通信の講座を設けているところもあります。

現在、アイリストをめざす人は、必ず美容学校で学び「美容師免許」を取得した上で就職をしています。

仕事体験談