福祉美容師とは?

福祉美容師とは

福祉美容師とは、介護が必要な人や、障害を抱える人の自宅や病院、施設へ直接お伺いして美容師としての施術を提供する美容師のことをいいます。

高齢化社会が進み、高齢者や要介護状態の人が増えるなか、外出することが難しいお客さまに対しても、美容を施すことができる知識と技術を備えている専門の美容師を、一般的に「福祉美容師」と呼んでいます。

福祉美容師になるには

福祉美容師になるには、NPOや厚生労働省認定の協会が発行している福祉美容師に関する資格を取得する必要があります。

代表的なものとして、「認定福祉美容介護師」や「福祉理美容士」が挙げられます。

これらは国家資格ではないですが、現場での安全などを考えると、通常のサロンワークとは別に一定以上の技術や知識が求められます。

資格を取得するには、講義や実技のスクーリングの受講が必要です。

また、受講資格として美容師免許取得者または、美容師試験受験覆単位取得見込み証明が可能な者といった条件があるため、美容学校を卒業しているか、美容師としてすでに働いている人を対象とする資格といえます。

実際に福祉美容師を目指す人の多くは、まず訪問型美容室に就職をして具体的なスキルを身につける場合が多く、その後、必要に応じて資格を取る流れになっているようです。

ですから、まずは自分の今後の働き方によって資格を所有していたほうがよいのか、または資格保有者のもと指導を受けて働くほうが効率的なのか、十分に体験、検討するとよいでしょう。

福祉美容師の今後

日本では高齢化が加速して進んでいます。現状、65歳以上を高齢者と呼ぶことが一般的ですが、2010年にはそれが全体の人口の23%を超え、2030年には28パーセントまで増えるとの予想もされています。

今現在も福祉美容師は人気の資格として取り上げられることも多いですが、高齢者を相手としたサービスは今後広く大きくなることが予想されます。

福祉美容師は今後、さまざまなステージで活躍することになるでしょう。

福祉美容師の現在の活躍の場

要介護者が入所する施設等に訪問して美容を施すことができる福祉美容師ですが、東日本大震災の際などは、全国の福祉美容師の方が現地で活躍しました。

通常営業のみを経験している美容師よりも、はるかに多くの施術を行え、多様なお客さまのニーズに応えられたようです。

今後も活躍する場が増え、さらに具体的な社会貢献が期待できる福祉美容師の人気は、さらに高まっていくものと考えられます。

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