スーパーバイザーになるには

スーパーバイザーになるまでの道のり

スーパーバイザーになるためには、まずスーパーバイザーを配置している企業に就職する必要があります。

当てはまる業種としては、スーパーやコンビニエンスストア、ドラッグストアなどの小売業、チェーン展開している外食業やアパレル、美容室、予備校、学習塾、介護施設、コールセンターなどがあります。

新卒や未経験で就職した人が、入社後いきなりスーパーバイザーを任命されることはなく、まずは現場の店員やスタッフ、オペレーターなどとして実務経験を積みます。

数年~10年ほど勤務した後、能力や適性が認められれば、スーパーバイザーになることができます。

なお、スーパーバイザーになれるのは基本的に正社員のみですので、アルバイトやパート、派遣社員などで就職した場合は、どこかの時点で正規雇用にキャリアアップすることが必要です。

スーパーバイザーになるまでのルート

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スーパーバイザーの資格・難易度

スーパーバイザーに関する資格としては、「日本フランチャイズチェーン協会」という団体の主催する「スーパーバイザー士」が代表的です。

スーパーバイザー士は、業務上必要になるコンサルティングやカウンセリングといったいわゆる「5C+1P」をはじめとして、仕事に求められるスキルを備えていることを客観的に証明するための民間資格です。

試験を受けるには、9日間にわたる「スーパーバイザー学校」の授業を受講したうえで、面接試験に合格することが条件となっています。

合格率は例年70%~80%前後で推移していますので、しっかりと講義の内容を理解していれば、資格取得はそこまで難しくはないでしょう。

ただし、スーパーバイザーになるにあたってスーパーバイザー士の資格は必須ではなく、あくまで自己研鑽を目的とするものです。

参考:日本フランチャイズチェーン協会

スーパーバイザーになるための学校の種類

スーパーバイザーになるにあたって、特別有利になる学校などはありません。

知識や資格よりも、実務経験の豊富さやマネージャーとしての適性、管理能力が重視される職種であり、学歴はそこまで重要ではありません。

アルバイトやパートとして現場スタッフからキャリアをスタートさせるなら、高卒でも問題はないでしょう。

ただし、大手フランチャイズチェーンなど、大企業への新卒入社を目指すなら、4年制大学卒以上であることが条件となります。

学部としては、マーケティングや簿記を学べる経営学部や商学部、経済学部などがおすすめです。

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スーパーバイザーに向いている人・配属されやすい人

スーパーバイザーは、自分で接客や販売を行うのではなく、監督としてほかのスタッフに指示を出す作業が大半を占めます。

このため、リーダーシップや指導力があり、周囲を動かすことのできる「情熱」のある人が、スーパーバイザーに向いているでしょう。

人にやる気を出させるのが得意な、いわゆる「モチベーター」と呼ばれるタイプが、もっともスーパーバイザー向きの人材です。

普段の生活やスポーツ活動のなかで、自然とリーダー的な役割を引き受けることが多い人は、スーパーバイザーとしての天性の資質がありますので、スーパーバイザー部門に配属されやすいでしょう。

スーパーバイザーに向いている人・適性・必要なスキル

スーパーバイザーのキャリアプラン・キャリアパス

スーパーバイザー部門に配属されたら

新しくスーパーバイザーに任命された社員は、一般的にはまず新任研修を受講します。

具体的な研修内容は業種などによって異なりますが、メインとなるのは「指導・教育」「目標設定」「リスク管理」の3点です。

とくに指導方法・教育方法については、はじめて部下をもつ立場になる人が大半を占めますので、マネージャーとしての基礎をしっかりと学びます。

ただ、「自分で仕事をすること」と「ほかの人に仕事をさせること」は、まったく別物であり、新人スーパーバイザーは、この違いに戸惑うケースがよく見られます。

指示の出し方やアドバイスの仕方、ほめ方やしかり方、モチベーションを出させるためにはどうすればいいかなど、考えないといけないことは無数にあります。

「人の上に立つこと」の難しさに、あらためて直面することになるでしょう。

スーパーバイザーとしてスキルアップするには

スーパーバイザーに求められるスキルをまとめたものとして、よく「5C+1P」という言葉が使われます。

5つのCはコミュニケーション(伝達)、コンサルテーション(経営指導)、カウンセリング(相談対応)、コーディネーション(調整)、コントロール(管理)、Pはプロモーション(販売促進)を表します。

スキルアップするためには、これら6つをバランスよく伸ばしていくことが必要です。

スキルを磨く方法はさまざまであり、現場で実務経験を積む方法もあれば、先輩や上司に教わる方法、専門書などを買ってきて自分で勉強する方法、外部の研修を受講する方法もあります。

なかには、「スーパーバイザー士」という民間資格の取得に励む人もいます。

参考:一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会 スーパーバイザー士試験概要

いずれにせよ、6つとも一朝一夕で急に伸びるタイプのスキルではありませんので、長い時間をかけて、コツコツと自身を磨いていかなければなりません。

スーパーバイザーのキャリアパス・キャリアアップの考え方

社内におけるキャリアパス

スーパーバイザーのキャリアパスは、業界によって異なりますので、代表的なフィールドにおける具体例を以下にいくつかご紹介します。

小売・飲食

コンビニやスーパーなどの小売店、飲食店におけるキャリアパスは、まず接客や販売などの店舗スタッフからスタートします。

その後、副店長や店長に昇格し、店舗運営に関する実務に十分習熟したとみなされると、アシスタントスーパーバイザーやスーパーバイザーに任命されます。

それからのキャリアは人によって複数のパターンがあり、「マーチャンダイザー」や「営業」といった本部系の別職種に異動になる人もいれば、そのままスーパーバイザー部門の管理職に昇進する人もいます。

アパレル

アパレルにおけるキャリアパスも、小売・飲食と同じく、ショップスタッフからスタートするケースがほとんどです。

数店舗で店長職を歴任し、ベテラン社員になると、キャリアのどこかで本社に異動となります。

そこで、各人の適性などをみながら、「バイヤー」や「店舗開発」、「マーチャンダイザー」、「スーパーバイザー」などに任命されます。

コールセンター

コールセンターにおけるキャリアパスは、一般的にはオペレーターとして、消費者からの問い合わせ対応やクレーム対応、サービス案内などを手掛けるところからスタートします。

経験を積んだあとにスーパーバイザーになりますが、ほかの業界とは違って、いきなりスーパーバイザーになるケースもあります。

コールセンターでは業務がマニュアル化されているため、実務未経験者でもしっかりと研修を受講すればスーパーバイザーとして活躍できるようです。

社外におけるキャリアパス

スーパーバイザーのなかには、ある程度の実務経験を積んでから転職する人もいます。

スーパーバイザーの働きは企業の売上や利益に直結するため、優秀な人材は高待遇で迎えられます。

上記に挙げた「5C+1P」スキルを学ぶなどして腕を磨けば、高収入を得ることも決して難しくはないでしょう。

また、企業に勤めるのではなく、脱サラしてコンサルタントとして独立開業する人もいます。

ただし、独立して働く場合は、実力だけでなく依頼を取ってくるための人脈の広さや営業力なども求められますので、難易度としてはさらに高くなります。

コンサル業はとくに資格や免許も必要なく、また開業資金もかからないぶん、参入障壁が低く、競争は激しめです。

スーパーバイザーへの転職を検討するなら、転職エージェントに相談してみよう

未経験や中途でスーパーバイザーを目指す場合には、転職エージェントに登録しておくのもおすすめです。

スーパーバイザーの仕事に詳しい転職アドバイザーから話を聞くことができたり、スーパーバイザーの「非公開求人」の情報を得ることができます。

まだ転職するか迷っている、そもそもスーパーバイザーが自分に合っているか不安という段階でも、専門家のアドバイスを聞くことでキャリア選択の幅を広げることができます。

リクルートエージェントは、転職エージェントの中で最も求人数が多く、転職実績もNo.1となっているので、まず登録しておきたいエージェントです。

また、20代の方や第二新卒の方は「マイナビジョブ20's」に登録してみるとよいでしょう。

20代を積極採用している企業の案件が多く、専任キャリアアドバイザーによる個別キャリアカウンセリングを受けることができます。

なお、対応エリアは「一都三県・愛知・岐阜・三重・大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀」となります。

どちらも登録・利用はすべて無料なので、ぜひ登録して気軽に相談してみてください。