石油会社社員の就職、求人、採用の状況

新卒採用について

石油会社では、大手を中心に、毎年「総合職」としての新卒採用が行われています。

石油会社をはじめ、エネルギー業界の会社は社会貢献性の高さや安定した事業基盤があることなどから就職先として人気が高く、採用試験はかなりの高倍率になりがちです。

とくに大手企業になると、一流といわれる国公立の学生も大勢集まってくるため、内定を勝ち取るのは決して簡単なことではありません。

職種に関しては、「事務系」と「技術系」の2つの区分で募集されることが多く、事務系は営業やマーケティング、事業企画などのほか、経理や人事、総務法務といった仕事に携わります。

技術系については輸入、開発、研究といった仕事に携わり、基本的には理系出身者を対象とした試験がなされています。

技術系職種は石油会社にとって中心的な存在となるため、こちらのほうが事務系よりも若干多めに採用される傾向にあるようです。

出向や海外赴任、転勤の可能性も

大手石油会社はグループ会社を持っている企業も多く、配属によってはそちらに出向となる可能性もあります。

また、石油ビジネスは海外からの輸入を前提として展開されるため、海外の事業所を置く企業も多く、海外赴任をして現地プロジェクトに携わる機会もあります。

応募要項や面接などでも、こうした点については必ずといっていいほど確認されます。

今後の求人はどうなるか

近年、大手石油会社は経営統合が相次いでおり、合併後の組織の規模はますます大きくなっています。

こうした動きにともない、一時的に採用人数が増えることも考えられますが、逆に経営状況や事業展開によっては採用活動が鈍化する可能性も念頭に置いておいたほうがよいでしょう。

新卒については、基本的にポテンシャル重視での採用が行われており、入社後にさまざまな仕事を経験しながらスキルアップを目指していくことになります。

一方、各社では経験者を対象としたキャリア採用も行われており、そちらでは実務経験やスキルを持ち、即戦力として活躍できる人材が求められています。